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台灣お出かけ5泊6日ご参考プラン〜台北・台中・台南・九份・金爪石〜

行きたい場所が沢山ある台灣

5泊6日の旅程で訪問したい場所をどのように割り振りしたかを備忘のために振り返ります。



割り振るポイントは以下

・九份、台中の宮原眼科、夜市など人気観光地は平日に予定する

・旅程の後半はゆっくりお土産を買ったりできる空き時間を作る

・台灣の祝日などで訪問したい場所が定休日でないかを調べる

5泊6日のスケジュール

上記をふまえて実行したスケジュール
が以下になります

1日目
松山空港到着後、宿泊するホテルに荷物を預ける

冰讃でマンゴーかき氷
(人気店なので平日チョイス)
初日に夜市へ行く
(体力があるうち、平日チョイス)
2日目
8時 台北発で台中へ
10時には宮原眼科へ到着
(人気店なので平日朝イチ)
*もし宮原眼科の滞在時間が早めに終わった場合は台中國家歌劇院

台南へ移動
昼間の時間を台中に使ってしまったので日暮れ前に観光できる徳記洋行へ

夜に台北へ戻る
3日目
九份半日観光
台北→瑞芳まで在来線
瑞芳→金爪石までバス
金爪石を散策
金爪石→九份老街
*九份は日暮れ時が美しいと評判なので昼間は金爪石で鉱山跡地を散策する
夜に台北へ戻る
4日目
早起きして阜杭豆漿
(人気店なので平日朝イチ)
迪化街を散策
旅程後半にお土産探し
カルフール重慶店が同じエリアにありお土産探しに便利
5日目
終日フリー
夕飯のみ、思い出のレストラン彭園を19時に事前予約
6日目
帰国日なので予定を入れずフリー

5泊6日の行動パターン

5日目の終日フリーは
貓空(マオコン)
台北101展望台
へ訪問しました。
もし旅疲れや体調不良などがあれば適宜間引いたスケジュールに変更する予定でした。

旅先で無理しない

アラフィフ、旅の基本

それでは都市別に訪問地を
振り返ります。


台北編 ランドマークの台北101タワーに上る

風水で縁起が良いとされる竹の形
台北101のマスコット
5階でチケット購入

展望台へ入場は1人600元
台北101タワーの5階のチケット売場からエレベーターで展望台へ向かう。
人気の展望台なので待ち時間30分ほど並ぶ。
驚きは時速60キロの爆速、38秒で89階へ到着する。
(2023年11月現在世界第4位)
高さ508m、地上101階、地下5階からなるランドマークタワー。

バットマンが登場するかも

事前の天気予報では雨模様だったので展望台に上っても視界不良ではないかと案じていた。私の写真技術の限界がありながらも肉眼でそれなりに台北の夜景を一望できて満足。

台北101ショッピングセンター

天井が空港のように高く広い
フロアの梁がオリエンタル
CHANEL、奥にはVUITTON
BOTTEGAも台北101仕様
地下フードコート横の高級スーパー

貓空(マオコン)でロープウェイで台北の絶景をみる

貓空站

ロープウェイは悠遊カードを利用して乗車する。ゴンドラは床が普通タイプとガラスタイプの2種類あり、今回はガラスタイプに乗る。下が見えても森の上なので怖さは感じない。

駅を出て茶藝館が数軒ある
鉄観音茶を飲みながら休憩

別記事でも書いたが、ここで飲んだ鉄観音紅茶が美味しくて感動した。
旅程後半で現金の持ち合わせが足りなくなる中、なけなしの現金で鉄観音茶を購入した。

迪化街でお土産探しは旅程後半がおすすめ

MRT大橋頭駅ルートで迪化街へ
どれを購入すればよいか分からず
風情のあるアーケードを歩き
何をどれくらい買うか迷う
バロック様式の瀟洒な建築
絵になる趣深い建築

台灣旅行のお土産のほとんどは迪化街で購入。
同じエリアにカルフール重慶店があるので併せてまとめ購入なども可能。
台灣澎湖島特産のピーナッツ菓子や高山烏龍茶、カラスミ、椎茸などを購入。なかには賞味期限が短いものもあるので迪化街散策は旅程後半がおすすめ。



台中編
シノワズリな宮原眼科で美味しいアイスクリームを堪能

台鐵 台中駅から徒歩4分
入り口から豪華な雰囲気
リボンは購入可能(別途箱入り)
棚もシノワズリ「日出」印
整然と並ぶ茶筒が美しい
チョコレートの陳列も洒落てる
宮原のレトロなタペストリー
宮原眼科だから「EYE」スクリーム
マリアージュフレールみたい
芳しい茶葉の香りにつられて中へ
宮原印
念願のアイスクリーム

宮原眼科は日本統治時代の1927年に日本人の宮原武熊氏が眼科を開業していた地。1945年までは台中で最大規模の眼科診療所だったものの宮原医師が帰国後、紆余曲折を経て現在「日出グループ」が建物をリノベーション。
店内は見ているだけでワクワク、動画を撮りたくなる楽しさ、宮原アイスも種類が豊富で美味しい。写真のアイスはワッフルコーン付きで200元なので少しお高めだが、味は間違いなく美味しい。

オシャレな外観の台中國家歌劇院(オペラ劇場)

「流れ」の曲線モダンデザイン
うねる曲線の間にエントランス
台灣トップクリエイターVVGプロデュースのカフェがお洒落で映える
劇場内から覗く外の景色がNYみたい
美しい曲線の内部
柱に描かれる花の絵もセンスよい

2016年にオープンした大型の多目的劇場。日本人建築家伊東豊雄氏によるデザインが斬新で目をひく。地元の小学生が社会科見学で訪問しており賑わっていた。今回は昼間に立ち寄ったものの夜のライトアップされた劇場も美しい。

美しすぎる薬局 分子薬局

薬局に見えない門構え
シャンパンゴールドの螺旋階段
オブジェ含めてアート性が高い
しっかり商品も売っています
螺旋階段の上に登る..コワい
日本の薬も購入できる

台中國家歌劇院の向かいにあるのでふらっと立ち寄れる場所。
店内もそんなに広くないので10分〜20分くらいの滞在で満足。
ここで胃薬を買い求める。

注)トリップアドバイザーが中国語版しか見つかりませんでした。

台南編 安平樹屋・德記洋行

安平樹屋の資料館
芸術的に倉庫にからまるガジュマル
植物の生命力が襲いかかるよう
台灣リスを発見
徳記洋行の建物内部は博物館
建物内の外回廊

德記洋行は英国人が1867年に開設した貿易会社。その敷地内にある倉庫が長い歴史の中でガジュマルの木に覆い尽くされている様が絵になっている。建物内部は博物館になっていて台灣開拓の歴史を知ることができる。

林百貨店でノスタルジック気分を体験

気がついたら日が暮れていた
百貨店内のエレベーター
開店当初のエレベーターボタン
屋上に上ると風が気持ち良い
名物?林マーク
こんなに沢山、林のオブジェ
昭和レトロな今風の端末
キティちゃんコーナー

林百貨店に到着するころにはすっかり日が暮れていた。
営業が21時までだったので中に入り店内をウロウロする。
1932年に開業したデパート。第二次世界大戦中に閉店後、80年の時を経て2014年にリニューアルオープン。店員さんは開業当時の制服を着ていてレトロな雰囲気。

金爪石、黄金博物館区内は町全体がミュージアム

瑞芳からバス九份を越えてほぼ終点
日本風の民家
お風呂
台所
あれ?このお風呂見覚えが...
可愛い洗濯桶
寝室も立派

家の中は「生活音」が聞こえる演出がされている。

台所から聞こえるトントントン
ミシンをかけるカタカタカタ

となりのトトロに出てくるサツキとメイのお家を彷彿させる民家だった。
実際はこの民家で4軒分が暮らす大所帯でお手伝いさんもいた模様。

五番坑記念公園
トロッコ線路
鉱山の入り口
実際に中へ入ることができる
採掘する人
ダイナマイト音に備えたポーズ

このトンネルの中へ入ると別世界。時間が遡りかつて栄えた日へ戻ったかのように採掘する人の様子がリアルに表現されている。
この日、気温30度を越える猛暑だったがトンネルの中はひんやり涼しく心地よい。中へ入る時はスタッフの人がヘルメットを貸してくれる。

世界最大の金塊220kg
Open the price!
金爪石神社跡へ向かう階段
金爪石神社跡
拝殿の列柱

瑞芳区

レトロな歴史的雰囲気に満ちた水湳洞、金瓜石、九份(略して「水金九」)は、かつて鉱業が盛んで一時栄えていました。
当時の盛大な姿はもうありませんが、その平穏な美しさは今なお残っています。金を採掘していた歳月と別れを告げても、依然として黄金の滝の中にかつての輝きを見ることができます。遠くに望む水湳洞の十三層遺跡は、まるで廃墟となった美しい宮殿のようで、「鉱山上のポタラ宮」とも呼ばれています。

トリップアドバイザー金爪石周辺

いよいよ九份老街へ!千と千尋ワールドへ足を踏み入れる

九份から見える青々とした景色
五番坑

鉱物採掘の跡地。
ジブリ公式では非公認であるものの、あそこに似ている

「千と千尋の神隠し」の冒頭で千尋が両親とはぐれる場所。

非公認なので「ここが聖地」のようなおすすめガイドがあるわけではない。人気の撮影スポットの豎崎路(シューチールー:赤いランタンが連なる階段沿い)と異なり周囲に人はおらず「ポツン」とそこに佇む跡地。
人里離れて鄙びた雰囲気が趣あり。九份に着いたら、Googleマップで「五番坑」と入力すると簡単に辿り着ける。ジブリファンの方へはおすすめ。

自称:湯婆婆の屋敷「阿妹茶樓」でティータイム

外観からもうそれっぽい
「あめおちゃ」と日本語表記
もう、ますますそれっぽい
暑くて冷たい烏龍茶を注文
少しずつ陽射しが柔らかくなり
眼下には橙のランタンが光りだす
ランタンの灯がどんどん濃くなる
日が暮れて
濃紺の空とランタンの灯が美しい

もう、「千と千尋ワールド」にしか思えない。

ジブリ公式が認めなくても

千尋の声が聞こえてきそう
「ここで働かせてください!」

実際は金鉱業で栄えた頃の大邸宅をリノベーションした茶藝館。
赤いランタンが風に揺れて連なる景色の中、美味しいお茶が堪能できる。
一緒に菓子もついてくる。日本の落雁のような味だが、もっと密度が濃くお腹にたまる。お茶は何杯でもおかわり可能なので2時間以上滞在したが一切退席を促されるようなことはなくゆっくり風情を楽しめるのがよい。店員さんも感じよく観光客慣れしている。

おまけ:饒河街夜市(ラオハージェ)で産毛取り

施術のラインナップ

旅行初日の夜はここで産毛取り。ちょうど訪台前にこのお店がマツコの知らない世界で紹介されていた。「微痛」はどれくらいのものか気になり出向いてみた。

店員のおばさまが無言で糸を口に加え
「ブチッ ブチブチブチッ」
と産毛を除去してくれる。確かに微痛、激痛ではない。
耳元に「毛を抜いた音」が聞こえるので

「そんなに生えていたんだ(恥ずかしい)」
と施術されながら仕上がりが気になりワクワク。
だいたい施術時間は20分程度。
特に眉毛の周囲毛がキレイになり角質も取れたようで肌がワントーン明るくなる。施術してから24時間は洗顔しないでくださいと言われた。

面白い体験だったので次回も是非行ってみたい。

BRUCE先生のマッサージで旅の疲れを取る

お値段は高め、腕は確か

台灣に来たら一度はマッサージを受けたかった。色々人気店があるなかで今回はこちらに決定。一人旅のバイブル「ひとりっぷ」に掲載されていた店。
ブルース先生は日本語堪能で感じよく、何よりも施術が抜群にお上手!
手がポカポカしていて温かく、強く押すわけではなくコリを剥がすようにほぐしてくれる。日本語で軽い冗談を交えながらあっという間に時間が経つ。施術後半はあまりの気持ち良さから睡魔に襲われ記憶が飛ぶ。
LINE登録して予約も可能で便利。
余談:部屋に入ると「嵐」のポスターが貼ってある日本通。
BRUCE健康館:正良/ブルース LINE ID:@eev2925g
住所:台北市中山北路2段39巷8號4F-1

地下鉄でよく見かけた広告

パリピ孔明?

この他にも楊貴妃バージョンもありおそらく「電車内での迷惑行為」を注意する目的の広告ではと想像している。

何処を切り取っても楽しい台湾旅♪

Junko Summer

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一度は行きたいあの場所

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