見出し画像

マグルの私、ホグワーツに憧れる【ハリポタが好き過ぎる】

ハリーポッターの世界が大好きだ。
出会ってから20年超になるハリーポッター。
原作も全て読んだ。
映画は複数回、映画館に足を運び
最終章 死の秘宝part2まで鑑賞マラソン満了。
その後、燃え尽き症候群になるくらいの深い感動と共にハリー達のその先を追えなくなり寂しさが募る。
2023年2月現在、ファンタスティックビーストシリーズの第3章まで公開済。
ハリーポッターの世界をあと少し、覗かせてもらえるなんて。
本当にありがとう✨✨
(スターウォーズ方式で映画の時系列と映像美のクオリティは反比例。)
出来ればずっとずーっと続いていて欲しいくらいハリーポッターの世界は魅力溢れる宝石箱。心の推し活、ハリーポッター。

①魔法界の生々しい序列と格差

アニメやドラマ、小説等で「魔法使い」は一つのジャンルとして作品に登場する存在だ。その設定を隅々まで知り尽くす「ファンタジーオタク」では決してない。
今まで知る限りにおいて、魔法使いが登場する作品群では、魔法使いは窮地に陥る際に「特殊技能」を使って変身したり透明人間になったりしてその場面をしのいでいた。かっこよく、しなやかに魔法を使う。
魔法使いはその技術を使って、人間の目を盗んで「失敗せずに」目的を達成する。あぁ、やっぱり人間は魔法使いにかなわないよね。
そんなイメージだった。

でも、ハリーポッターは違う。
ごくごく普通の、悩み苦しみしくじりもする、時にはかっこ悪い失敗もしてしまう少年。
11歳の時にふくろう便でホグワーツから手紙が届くまで自身が魔法使いであることさえ知らなかった。
赤ん坊の頃に両親を悪の魔法使いヴォルデモートに殺され、母方の叔母宅に引き取られたため、魔法界とは距離を保って育った。
母方の叔母はマグル。この世界では魔法が使えない人はマグルと称される。
(英国ではマグル、米国ではno magicの略でノーマジ)
その呼び名はあくまで魔法族が使う名称であり私たち人間は知らないワード。ここまでは単なる区別用語。区別を越えたマグルを差別する言葉の最大級がある。ハリポタファンにはおなじみ、ハリーの親友ハーマイオニーが悪童マルフォイより吐き捨てられた「穢れた血」呼びだ。マグルの蔑称として悪意をもって使用する。
魔法界は「魔法族」と「非魔法族(マグル、魔法が使えない人間)」が存在しており、マグル同士から魔女が生まれたり(=ハーマイオニー)、逆に親が魔法使いであるのに子が魔法を使えないスクイブ(=ホグワーツ管理人のフィルチ)であったり、私たち人間と同じように能力のバースコントロールができない。それゆえに魔法使い、魔女達同士の中で序列がうまれ能力の優劣によって格差もできる。
魔法使い、魔女達も万能ではない。

②優等生、劣等生、いじめや仲違いもする

魔法使いや魔女だって学校に通い授業を受けて課題をこなし試験に臨む。日々の努力と鍛錬を積み重ねてホグワーツ魔法魔術学校を卒業して
就職をする。
ハリーはお勉強の能力は普通レベル。ただし、宿敵ヴォルデモートが唯一「死の呪文」をしくじった相手であり「生き残った男の子」という肩書きがある。加えて、父親譲りのクィディッチの才能をホグワーツ入学早々に開花させて学校生活のツカミは順調。
クィディッチは魔法界における花形スポーツ。運動部で活躍する生徒は注目を浴びるのが定石。
注目を浴びるけれど嫉妬もかう。
悪童マルフォイとの関係はすこぶる悪くいつも険悪そのもの。
親友ハーマイオニーは学業優秀で学年1の才女。ハリーにとって心強い最強の味方である。そんなハーマイオニーにもマグル生まれという劣等感があるので親近感がわく。
もう一人の親友ロンは勉強もクィディッチもザ、普通。有名人のハリーと優秀なハーマイオニーに挟まれて劣等感を持つ。でもいつもユルくふわっと生きているロンの姿に救われる。
主人公グループ3人の中で唯一の純血の魔法使い(両親共に魔法使い)であり家柄が良い。それを鼻にかけないのがロンのいいところ。
ハリーとロンは大親友ながらお互いの育ちや注目度等から思春期には仲違い。やり取りがあまりにも生々しくちょっと切ない空回りが続くシーンがある。ハリポタの中で1番見返す事が少ないのが第4章の炎のゴブレット。ハリーとロンの友情に亀裂が入り、人気者セドリックが非業の死を遂げたりヴォルデモートが復活したりと兎角、第4章はどす暗い空気この上ない。

③結局最後に愛は勝つ

KANの「愛は勝つ」の歌詞を体現しているハリーポッターの世界。

未熟なハリーを偉大な魔法使いでありホグワーツ魔法魔術学校の校長、アルバスダンブルドアがいつも進むべき道を示してくれる。
ダンブルドアの教えは一見優しそうでそっけない。まどろっこしい。
一から十まで手取り足取りでは教えてくれず、いつもハリーの質問にはヒントを与えるばかりで情報開示は小出し中の小出し、チラリズム。
彷徨うハリーに、もっと情報を!
さらなる手助けを!
ダンブルドアは根っからの育てたがりなのか、ハリーだけでなくあらゆるミッションをその都度、適任者に振り分け自分は基本指示役。登場するのは現場が窮地の時。死んじゃうよ〜ってくらいの危機になるまで放置。
ファンタビシリーズで主人公ニュートにもこの指導法を導入しているので、もはや指導の「癖(へき)」なんじゃないかな。
例えるなら、大企業の経営者、総理大臣、大統領のようなトップに立つべきカリスマであり登場するだけで場の空気が変わる存在。大人物なので、いつも忙しく皆んなが知らない仕事群をきっと沢山抱えているのだろう。
ハリーはダンブルドアから薫陶を得て一歩一歩着実に成長していく。
時にハリーが音を上げてしまう時も
「愛じゃよ、ハリー」で場を締める。
ハリーもよく耐えた!
愛ってなんだよ!
助けてダンブルドア。
最終章の最後、本当に皆の愛が
結集して宿敵ヴォルデモートをついに倒す。
ダンブルドアの言う通りだった。
「愛」が「悪」を打ち負かした瞬間だった。


まとめ(パーソナルカラー分けしてみた)

ハリーポッターの世界はいつも私の側で寄り添い
ワクワクさせてくれる存在。
ストーリーの奥深さ、登場人物達の生き生きとした活躍ぶりに
不思議の世界にあっという間に吸い込まれていく。(魔法だけに)
Netflixでもついにハリポタ映画配信がスタートしたのも嬉しい。
今まではDVDを出し入れして視聴していたからとっても便利!
ファンタスティックビーストシリーズも一挙まとめて公開されるので
いつでもその世界に浸れる。
パーソナルカラーで各寮のカラーイメージを予想してみる。
グリフィンドールはイエベ秋?
スリザリンはブルベ冬。
ブルベ夏の私はパーソナルカラー的にはレイブンクローなのかな。
ハッフルパフはイエベ春。。?
あれ?4寮合わせて「春夏秋冬」でデザインされているのかな!
さすがハリーポッターの世界は隙がない。

Junko Summer


この記事が参加している募集

この経験に学べ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?