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マグルの私、スネイプ先生の人生を振り返る【ハリポタが好き過ぎる】

ハリポタファンに大人気の
セブルス・スネイプ先生
ホグワーツ魔法魔術学校にて魔法薬学の教授であり、スリザリン寮の寮監。ダンブルドア先生が亡き後はホグワーツ魔法魔術学校の校長に就任

経歴だけを連ねると
エリート街道を直走るスネイプ先生

スネイプ先生自身は自身の人生を
どう振り返っていただろう?

今日のnoteはスネイプ先生の人生に
ついて振り返ってみたい。

ハリポタファンには大人気 不器用さが魅力

ハリポタファンは
大抵スネイプ先生が好き。
最終章の死の秘宝まで辿り着くと、一気に好きになる。
愛なんて興味無さそうなタイプに見えるのに、実は一途な愛を貫いた人、
ギャップ萌えです。

私もスネイプ先生は好き

ハリポタワールドの醍醐味は、大人気キャラ=良い人/人格者とは限らない複雑な奥行きにある。スネイプ先生も然り、人格者・良い人という印象はない。寧ろ、幾重にも複雑な鎧をまとっているかのように理解するまで時間がかかる難解な人

スネイプ先生は、好みのストライクゾーンが狭そう...というよりも好きな人はリリーだけ!(多分)
ハリーの母/リリーの事は骨の髄まで愛しているけれど、他の人には興味薄いandマグルへの偏見ありbut
ジェームズポッターと犬猿の仲。
その極めて人間臭く
(魔法使いだけど)泥臭くリリーを愛する、そんな不器用な人生が
ファンの心を打つ

スネイプ先生が報われたのは
愛するリリーの息子ハリーに真実の気持ちを理解してもらえて、尊敬されるようになったところ。

ハリーの息子
アルバスのミドルネームはセブルス

ファン号泣ポイント

良かったーーーー
報われて

マグルだったら死に際、説明できなくてきっと誤解されたまま

記憶の一部を
保存出来るって凄い魔法!

もしスネイプ先生が闇の魔術にハマらなかったらリリーは振り向いてくれた?

スネイプ先生のリリーへの思いは届いて欲しい。リリーと両想いである世界線を見てみたい気もする。

でも

多分なさそう
両想い

リリーにとってセブルスは一生幼馴染であり親友である気がしてしまう

彼女はマドンナ的存在の女性。皆に分け隔てなく接する心の優しさ、素敵で優秀な女性。ハリポタ界で登場する数多の魔法使い&魔女、マグルの中でも最高峰、欠点が見当たらない人物。リリーはマグル出身であったため、魔法界を知る入口がセブルスだった。ホグワーツに入学するまで、リリーとセブルスには2人きりの世界があった、秘め事があった。しかしながら、魔法界からフクロウ便が届き、ホグワーツでの学校生活が始まるとすぐに、リリーの世界は大きく拡がっていく。今までの2人の世界は形を変えて解放され、親友セブルスの手を離れていくことになる

ホグワーツで魔女としての才能を開花させたリリーは、なんと憎き相手ジェームズ・ポッターと結婚してしまうというスネイプ先生への嫌がらせのような幕引きを迎える

切ない
本当に報われない

しかし、リリーの選択がとてもリアルに思えるのがハリポタワールドの妙。
ジェームズは学生時代、やんちゃをしていたけれど、学業は優秀&家柄も良い、スポーツも万能(魔法界で人気のスポーツ、クィディッチで功績を残す→息子のハリーに能力が遺伝)の人気者。それゆえに少しのやんちゃが許されてしまう。周囲には理不尽を経験していない世渡り上手に見えてしまうかもしれない

出会った当初はジェームズを快く思わなかったリリーも、ホグワーツ7年生になる頃には異性として彼を意識するようになる

そこで、ふと思うこと

同じ悪いことをしても
許される人と許されない人
良い行いをしても
認識してもらえない人
実生活でも思い当たる

ジェームズは
やんちゃという名のイジメをしていた、しかし、邪悪な闇の魔術に比肩するものではなかった
スネイプ先生が受けた屈辱よりも、闇の魔術は魔法界全体を揺るがす大きい存在であるから、苦い経験はそのまま消化されることなく燻り続ける。
スネイプ先生が屈辱から勢いでリリーへ発してしまったセリフ「穢れた血(マグルへの蔑称)」は本心ではない。スネイプ先生にとってリリーは一貫して愛する人。仕方なく「友人」で甘んじていた。一番初めに見つけた最愛が、手からこぼれてゆくもどかしさが歯痒い

好きな人が離れていく焦り

命を懸けてまでリリーを愛する

ファンは涙が止まらない。

ダンディなアランリックマンが最高!!

スネイプ先生がハリポタファンに大人気である理由の大きな一つは
演じたアラン・リックマンさんの魅力が大きいと思っている
涼やかな品のあるお姿
上背も185cm
そしてあの、ベルベットヴォイス

原作のイメージよりも
だいぶカッコよくダンディー
原作のイメージは下記の通り
どちらかと言うと
少し不潔そうな印象...
スネイプ先生は、家庭環境もあまり良くなく両親も不仲な上、住んでいる地域も裕福なエリアではなかった。

顔は土気色で、大きな鉤鼻が目に付く。髪は黒くねっとりしており、肩まである長髪の前髪を左右に分けている。黄ばんだ、不揃いな歯との描写がある。瞳の色も黒で重たげな漆黒のローブをまとっている。作中ではたびたび「(育ちすぎた)コウモリのよう」と形容される。

セブルス・スネイプ Wikipedia

スネイプ先生のファッションはずっと一緒。いつも漆黒のローブ姿なので、ブルベ冬一色。
髪も瞳も一途に「黒」推し。
裁判官の「何色にも染まりません」
くらいの一本気

この頑ななファッションをとってもスネイプ先生の一途さを思う


アラン・リックマンさん、スネイプ先生を演じてくれてありがとう

心よりご冥福をお祈りします。

さいごに(スネイプ先生は隠れグリフィンドール)

ダンブルドア先生にして「組み分け帽子は性急すぎた」とまで言わしめたスネイプ先生。
闇の魔術に傾倒しなければ、心根は勇敢でグリフィンドールの素質があるのだそう。

もちろん、スリザリン生の全てが闇の魔術に興味を持つわけでもなく優秀な生徒は沢山いるはず。
ただ、身近に悪い組織が隣り合わせに存在している環境はこわい。
それはマグルの世界も同じ。
はじめは良くないと分かっていても、「違和感」に「慣れ」てきて次第に「麻痺」してしまうのが恐ろしい。
思春期の子供が受ける影響力の大きさ、跳ね除ける強さがあるかどうかは不確かだと思う。

もしスネイプ先生が
グリフィンドールだったら

こんな事を考えてしまうくらい奥深いハリー・ポッターの世界

命を懸けて
ハリーを守ったスネイプ先生
ファンに永遠に(always)
愛される。

Junko Summer

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