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"élan vital"  いきいきと自然体で。


 これまでの経験や自分の考えなどをエッセイで書くことにしました。自分のことそのものを書くよりは、何か都度テーマを決めて経験から得られたことを書いていきたいと思います。また好きな本や感銘を受けた読書体験も書いたいと思っています。

表現するにあたり成長させていきたい点が2つあります。

 まずは内面の問題。対象を表現するとしても、そこには「自分」というフィルターがあり、「自分」の経験に裏付けされた思考が反映されてしまうもの。そして表現することによって、共感を呼び同意者を得ることもあれば、批判に晒されることもあるでしょう。文章を読んだ他人に批判されることもあれば、自分のうちにあるある規範やあるいは未来の自分に批判されることもあるでしょう。文章から自分の内面や経験が滲み出てくるテーマに関してはデリケートな問題でもあるので表現するとはどういうことなのか、心しておきたいと思います。

 表現することを恐れていてはいけない。人に嗤われたとしても、

「自ら反(かえり)みて縮(なお)くんば、千万人と雖も、吾往かん。」     

孟子



という気概がなければ表現はできない。自分の殻を破ることが大事でそれだけでもいいでしょう。それこそが難しい。その殻は、家族や社会での人間関係で作られた自己肯定感の不足からくるものだったり、知識の不足による自信の無さであったり、成功体験が乏しいために生じたネガティブな感情だったりする。そういうものを少しでも書きながら払拭できたりあるいは諦念するとかあるいは成長できたらよいと思います。

 もう一つは表現方法を成長させていくこと。人には癖があります。文章のくせ、表し方の癖。まず人に伝わることが大事で、それを大事にしたい。それは書かないとわからない。書きながら歩いていく感じで、その場その場で修正し、読み返し修正し、で慣れていきたいと思います。修練していきます。とにかく「書く行動」をすることが大事。書きながら修正し文章力を養っていくこと。修辞的な美しい文章も書けるようになりたいと思います。



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