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アルゼンチンの生活って、どんな感じ?

アルゼンチンの人って、待ち合わせに”もれなく“遅れて来ます。

夏にエアコン壊れたので修理の予約を入れ、当日待っていても誰も来ないことも。

「どうなってんだ!」とクレーム電話をしても「今日は忙しかったので、明日いくよ」と悪気なく答えちゃう。(注:やっぱり次の日も来なかった・・・笑)

来ない事を経験すると、多少の遅刻を許せるようになってくる。不思議なもんです。(笑)

さて今日は、いつものサッカー話ではなく、「アルゼンチンってこんな国だよ」というお話。

写真が、20時頃の公園

1月のいまは、南半球は夏です。

気温と湿度は東京に比べればマシだが、日差しの強さは半端ない。日焼け好きの僕でさえ、これはヤバいよと言うぐらい。だから当然、子供の遊び場がついた公園が賑わうのは夕方以降である。

19時頃になって、やっとギラギラとした暑さがなくなり、少し過ごしやすくなる。そして20時、ようやく夕暮れとなり、同時に暑さも和らいで(このあたりが、夜になっても灼熱の東京とは違って有難い)遊ぶ子供たちにとっても、それを待つ親にとっても快適な公園時間となるのだ。

2011年、子供を連れてアルゼンチンに滞在していた頃は、18時過ぎに家を出て公園に向かい、20時過ぎまで子ザル達を遊ばせて帰宅した我が家の夕食は21時だった。通常は日本の習慣を守って遅くとも19時半には食べているから、かなり遅い。

アルゼンチンでの通常の夕食時間は21時頃と聞いて驚いていたが、少なくとも夏に限っては当然の成り行きかもしれない。なにせ日が長いのだから、18時頃に軽食を取り、その後公園に行ったり所要を済ませたりしていたら、戻って夕食を取るのはどうしても21時過ぎになる。

ゆっくり世間話をしながら夕食を食べ、お腹がいっぱいのうちに寝るから体重増加に拍車をかけてしまう、という構図は大人も子供も変わりない。(が、それはひとまずどうでもいい)


ただ、夕食の時間だからといって、まだ西日がギラギラして暑いさなかにブラインドを閉めて夕食を取る我が家より、実際に日が落ちて涼しくなってからゆっくりと夕食を楽しむアルゼンチン人のほうが「自然」ではないだろうか。

人と人の距離が近く、家族と友人を大切にして、毎日余りある肉料理を食べ、美味しいワインを飲み、焦らずのんびり暮らすアルゼンチン人の姿が最近やたらと魅力的に見えるのはどうしてか?

焦らずゆっくり考えてみようかな。

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・無双ArgentinaC.F.は、アルゼンチンリーグに挑戦し、2027年2部昇格を目指しています。

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