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西洋占星術の歴史 その1

こんにちわ!
kiinaco*キナコです!
今日は、ちょっと世界史の勉強みたいなので、
「歴史、いつも寝てた〜」
って人は、スルーしてね。
ですが、
占星術をお勉強している人は、
読んでおいたほうが良いかもしれません。

さて、
今、多く広まっている
占星術というのは、
おそらく多くは現代占星術(モダン占星術)
という分野だと思います。
私がやっているのもこちらです。

そして、
最近よく聞くようになったかもしれないのが、
伝統的占星術という分野。

これ、
伝統的占星術が昔の占星術で、
現代占星術が昔の占星術よりも進化したもの、
もしくは改良されたもの、と思ってると、
ちょっと違うんですよね。

全くの別モノなんです。

全くの別モノというと、
ちょっと語弊があるかもしれませんが、
そのくらい違います。

現代占星術というものは、
正直な話、今では、
色んなものが取り入れられ過ぎてしまっていて、
ごった煮状態になってしまっているのは否めない。

伝統的占星術、及び、
現代占星術の成り立ちを知ると、

へ〜!!そうだったんだ!

と、納得できるかもしれません。

さて、占星術というのは、
黄道12サイン、天体、天文学はメソポタミアから、
ハウスはエジプトから、
占星術用語とその概念はギリシャから、

と、この三か所の知識が結合し、

「西洋占星術」が誕生しました。
この頃に始まった西洋占星術のことを、
伝統的占星術と呼びます。

そして、その後、
紀元前1世紀頃、エジプトで研究され、
基礎的なものが確立されました。

西洋占星術が広く用いられるようになったのは、
AC.100年くらいの
ローマ時代だと言われています。

この頃、インドにも伝播したと言われています。
その後、ローマ帝国が衰退して、
キリスト教文化が力を持つようになると、
占星術は異端とされ、
西洋での占星術は衰退してきますが、

イスラム世界で発展を続けて、
8世紀にはバグダッドで最盛期を迎えます。

その後、
ルネッサンス期に入ると、
再び西洋文化でも、
占星術が見直されるようになってきました。

ですが、
この頃になると、
「自然科学」が発達してきており、
占星術はまた端へと追いやられていきます。

この頃に、
一部の占星術師によって、
占星術が簡略化され、
現代占星術の基礎が確立してきたと言われています。

そして、1680年には、
イギリスの学問の最高峰、オックスフォード大学が、
それまであった「占星術の講義」を廃止。

ここから、
占星術が大衆化した反面、
学問としての研究対象からは外れました。

大衆からの支持も、
伝統占星術→現代占星術に移ったと言われています。

この頃に活躍した占星術家というのが、
ハウスシステムの名前にもなっている、
レギオモタナスやプラシーダス。

また、
伝統的占星術の体系をまとめた書物、
「クリスチャン・アストロロジー」を編纂した、
ウィリアム・リリーなどです

ちょっと長くなってきたので、
次に続きます。

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神社系星読みカウンセラー
kiinaco*キナコ

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