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Episode3:活動開始、MTGと動き出し

前記事のEpisode2はこちらから。

また全エピソードはこちらから!

自分の大好きな飲食店はじめ全国のお店を守るためにできることを考え、「各店が自走できる仕組み作り」を志しました。

全国の飲食店の完全無料自社ECサイト作りを目指す「無料通販化計画」
FREEC Shop Project

このプロジェクトは、
大好きな飲食店を救いたい思いで走り出した僕と、そこに共感してくれた安藤さんと、全国飲食店の皆さんのお店が、自分たちで無料で全国に商品を販売できるページ作りの仕組みを作ったお話です。


いよいよ活動開始、MTGへの想い

皆さんは自分がお願いしたお仕事で初めましての方とのMTGってどんな気持ちで臨みますか?

僕はいつも、「先方の想像を少しでも超えたい」と思っています。

というのも、相手にはよりますが、広告の仕事も今の仕事もかなり若輩者ということで、若さというファクターだけでもパートナーとして認めてもらうまでの時間が長くかかる傾向があります。
(往々にしてこの時間は無駄です。。)

だからこそ、1発目のMTGで先方が想像していることを少し超える、これが必要。

ちょっとでもいいアイデア。
ちょっとでも先を見た進行。
せめてちょっとでも考えた思考回路。

これは日頃から意識しています。

ただ、今回はエピソード1で書いたように、僕が一人では何もできないページの話。

となると、せめて自分の理想系は伝えなければ!!

と思ってページの構成案を作りました。


実際のサイト構成案

恥ずかしいですが、時間もない中で突貫で作ったものがこちら。

Q_通販LP_構成案_送付用_1

Q_通販LP_構成案_送付用_2

Q_通販LP_構成案_送付用_3


構成案を作るにあたり意識したポイントはこちら。

・GoogleFormを活用することで、一切金額がかからない
・振込 or Paypay(2021/9まで手数料無料)で決済の手数料も無料
・事前入金、確認後発送で売上の担保ができる
・大掛かりなコーディングが入らずに早い開発が可能
・注文情報、スプレッドシートでまとまってたらお店も便利かも

やはり、お店と話していてお店を助けたいと思ったからには、僕はお店の使い勝手やコストの目線を忘れてはいけないな、と実感しました。

また、取引フローのイメージも自分の中ではありました。

<ユーザー>
・QのTOPページから特設ECページにリンク
・メニュー見て欲しい商品決める
・基本情報の入力(氏名・住所・連絡先など)
・商品の注文(欲しい商品ごとに数量入れる)
・合計金額の確認
・支払い方法を銀行振込 or Paypayから選択
・支払いご発送の旨に同意をする
・注文ボタン
・確認メール受信
・選択した支払い方法で入金

<お店>
・注文メール受信
・ユーザーからの入金を確認
・商品を真空パックにいれ発送準備
・宅急便にて発送

こんな感じであれば、お店に大きな負担がかかることもないし、ユーザーもそこまでめんどくさいフローは必要ないのではないか、と。

MTGの2日前にこれを作り、安藤さんに送っていよいよご対面の時を迎えました。


はじめましてのMTG

Twitterで出会ってから3日後の午後。
Zoomで初めましてのMTGをしました。

ご挨拶とお礼をつたえ、まずはエピソード1で書いたような僕がこのプロジェクトを始めようとした想いを共有しました。

ここで改めて感じたのは、ベンチャーもそうですが、やはり報酬をあまり出せずにプロボノ的な参加になるPJは「共感」が最も大切だということ。

もちろん、僕が共感してもらうだけでは足りない。
安藤さんも地域活性化のお仕事をされており、「Qだけでなく全国のお店に伝えられるノウハウを作りたい!」という2人の想いが一緒で、共感しあえたことが、とても有難かったです。

そして、先にお送りしておいた構成案をもとに安藤さんも実現可能なアイデアを考えてくださり、ディスカッション。

出てきたアイデアや懸念点もせっかくなのでシェアしておきます。

・今回はNoCodeで作れそう、横展開を考えてそう進める
・サーバーはお店のHPと同じものを使用するため、アクセス権が必要
・GoogleFormもいいけど、formrunを使ったほうが適しているかも
・合計金額の計算は基本できないはず
・合計金額を出せない打開策は、「ユーザーに自分で合計してもらう」か、「注文受けて店から追って金額のメールを送る」
・支払いは「銀行振込」、「Paypay」で無料かつ、いつでも決済が可能
・LINE PAYも送金の仕組みがあるから使える可能性あり
・電子決済は口座開設スケジュールと相談で順次追加すべし
・自動送信のメールで注文情報の確認を取ればOK
・これらを含めた制作は、現業の兼ね合いがあっても3営業日くらいあれば全然できる


こんな感じ。

やはり、この領域は手を動かせる方と話すととてもスムーズに進みます。
本当にすごい。

このようにMTGで概要の仕様を詰めました。

事前に資料をシェアできていたおかげで、所要時間は約30分。
本当にスムーズ。。


ここからの進め方

MTGを踏まえて、互いの確認事項を振り分けました。

<小口>
・保健所への通販申請のスケジュールの確認
・使える決済手法の確認(Paypay、LINE PAY)
・店舗HPのサーバーへのアクセス可否
・出品するメニューと金額
・サイトに使用する各種画像の手配

<安藤さん>
・決済手法の使い方確認
・formrunの作成
・ページの構成確認、制作始める

こんな感じ。

小口はお店との折衝とプロダクトの進行管理をメインに、安藤さんは実際のプロダクト作りをメインに担当。
各種連絡を取り合いながら進行していくと決まりました。

Bosyuツイートからまだ3日。
困っているお店に一刻も早く届けたい、という思いで進行していきました。


次回からは、実際のページ作りに関して安藤さんに記載いただきます!
乞うご期待!

つづく。

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