見出し画像

キネシオテープは使わなくなってきたけど、稼ぎ頭になってくる気配…

人の身体に触れていく仕事を始めて20年以上がたっています。なんと早い。

この仕事に入るときに、何かしら武器になるものが必要だと考え、キネシオテープなるものを習いました。学校じゃなくて、協会が運営する講座に通ったんですね。(今は完全に離れちゃったけど、しばらくは関わっていた)

仕事を始めてから、かなり長い間このテーピングを使ってきて、技術も磨いたし、たくさんの人の身体を修理してきました(いまでは、治療院というよりも人間整備工場になってます)。でも、今では僕自身はほとんど使わなくなってしまいました。

使わなくなってきた理由はいろいろあるけど、一番の理由は「目が粗い」こと。ちょっとわかりにくいと思いますが、テープって標準的には5cm幅の物を使って、例えば20cmとか30cmとかの長さを貼る場合が多いです。結構幅広いというか面積的に大きいです。

これはこれでちゃんと効かせればそれでいいんですけど、逆の場合に困ることが増えてきました。もっと細かい、例えば指の関節一つひとつを細かくコントロールしたい、なんて時には面積がありすぎて使いにくいんですね。

その結果、今ではあまり使わなくなり、7-8mm径の小さいシールを使うようになりました。なので、キネシオテープがだめなわけではなくて、僕の解像度にはちょっと粗いケースが多いということです。まだまだ、キネシオテープを使うこともあるし。

僕自身は使わなくなってきたのですが、一般の方には使いやすいです。僕が使っている材料は多分、絶対に無理ですけど、キネシオテープなら使えます。奥は深いけど、入口も広いので。

で、うちのスタッフが一般向けに自分の身体は自分でメンテしようということでセルフケアのための本を出しました。手前味噌ではありますが、よくできました。編集に関わったプロに、何度もダメ出しを食らって、書き上げていました。

なぜか、まだ登録だけされていて、品切れ状態。もしご興味のある方は、ほしい物リストに登録しておいてくださいね。直接ご来院いただけますと、買うことも可能です。

って、これ営業トークじゃなくて、うちの持ち分は売れています。というか、売り切れて追加発注したところ。早くアマゾン販売スタートしてほしい…。

しかし、僕個人としては不思議な感じ。自分の技術の一部をセルフケアに落とし込んだところ、そちらは売れてる。僕自身のは、そういう広がり方じゃない…。やっぱターゲット層の違いって大きいですね。

いずれにしても、この本はよくできたと思ってはいるので、自分の身体は多少なりとも自分でメンテしてみたいなと思う方は、是非買ってください。あっ、テープを肌に貼るので、肌の弱い方には残念ながら向かないです。

よろしくお願いしますです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?