気持ち良さと治療効果のギャップについて

施術を受ける際、「気持ちいい」と感じることが良い治療を受けていると錯覚する方は多いです。しかし、気持ち良さと治療効果は必ずしも一致するものではありません。

これ、なかなか理解してもらえないことが多いです。
気持ち良さは神経伝達物質の分泌による一時的な快楽であり、治療効果は症状の改善や機能の回復など客観的な指標に基づいて評価されます。

治療を受ける際は、気持ち良さだけでなく治療効果に目を向けることが重要です。そのためには、施術者に治療効果と気持ち良さの両面について質問することが大切です。

もちろん、治療を受けたからといって、何でもかんでも治療効果を求めよとは言いません。気持ちがいい治療をしてくれといわれれば、そうする施術者もいると思います。

ただ、そうした場合には施術所に行くことになった理由、痛みなどはなかなか改善しなくなる場合があります。

痛みの減少と気持ちよさがどちらも受け取れたらいいとは思いますが、なかなかそうもいかない場合が多いです。気持ちよさを利用して、リピート回数を増やそうとする治療院もあるので、気をつけてくださいね。

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