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【カワセミレポート 240324】春の巣穴 決定!産卵を待つ

空堀川上流域のカワセミペア、記事( 【カワセミレポート 240318】ドラマ進行中 空堀川上流域 )から1週間、その後の様子をお伝えしよう。今朝(24日)は日の出タイム直後(6時)に観察ポイントに向かう。動きが始まったのは7時前、オスが下流域から戻ってきた。

この春の産卵用に決まった雨水排水管の下の止まり木で、メス(マザー)が戻って来るのを待っている。対岸にメスが戻って来るのを見届けると、巣穴に飛び込んだ。待つこと十数分、穴に籠って作業を終えたオスが顔を覗かせ飛び出していった。

この春の巣穴は昨年も利用した北側の擁壁にある雨水排水管、記録によると昨年の1回目の産卵は4月の中旬だった。

巣づくり中のカワセミのオス
巣穴下でメスが来るのを待つオスのカワセミ

ここのカワセミペア、普段は大きな橋桁の下を拠点(隠れ家)として生活しているが、産卵期には巣穴が必要。土壁の巣穴が欲しいところだが今の空堀川に適当な土壁はない。そこで、雨水排水管の奥の土を掘って巣穴にすることになる。

対岸から巣穴を見守るカワセミのメス
橋の下を移動するカワセミのメス

中流域、下流域でもカワセミペアの土壁での巣穴づくりが目撃されるが、雨の降った川の水の増水や天敵の蛇などにやられ、卵を孵せるほどの確かな巣穴はない。上流域での昨年は、孵った雛の餌運びが目撃されたのは5月中旬、さて、今年はどうなるだろうか。

河原にやってきた今朝の野鳥も紹介しよう、左上から右回りにムクドリ、ハクセキレイ、キセキレイ、ツグミ。

上から右にムクドリ、ハクセキレイ、キセキレイ、ツグミ

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