Junpei 新井

地域のポータルサイト・東大和どっとネット(https://higashiyamato.…

Junpei 新井

地域のポータルサイト・東大和どっとネット(https://higashiyamato.net/) をつくり、仲間と一緒に「ネット時代のまちおこし」に取り組んでいます。主にはWordPressとFC2、FB、X(Twitter)とLINEでした。note を知り衝動買いしました。

マガジン

  • カワセミレポート

    空堀川の上流域をカワセミのメス(マザー)が縄張りとしています。ここには、水があり、餌となる魚がおり、何よりも巣穴を確保できます。カワセミにとって、産卵して雛を安全に育てるためには巣穴が必要です。空堀川には巣穴をつくるのに適した土壁がほとんどありませんが、巣穴をつくることができます。空堀川のこの場所は両岸の南北が高い擁壁となっており、その擁壁に雨水排水管が配置されています。カワセミは産卵期にこの雨水排水管のいくつかを巣穴にします。そのままでは巣穴にすることはできず、長い排水管の奥の土壁を掘って巣穴用にします。産卵して卵が孵化するのに約3週間、その雛が育ち巣立ちを迎えるまでに約3週間、最低でも子育てにはこの約6週間が必要です。カワセミは年に2〜3回の産卵を繰り返します。そんな様子をこのマガジンでお届けできたらと思います。

最近の記事

ネット時代のまちおこし 2024

地域の様々な活動の総会シーズン。どっとネットの会も年度の区切りとなる定期総会(第8回)を上北台公民館で開催(4/24)。コロナ禍以降、会の活動(定例会やプロジェクト活動)の変化もあって、今総会もZoomによるリモート参加を取り入れて開催。 「ネット時代のまちおこし」に取組む会の主な活動は、地域の情報発信と地域のシニアへのデジタル化支援。そのための4つの大きな枠組み(❶.どっとネットの情報発信、❷ 地域のデジタル化支援、❸ DX 元気に楽しく技磨き、❹ すそ野活動)が決まった

    • 【カワセミレポート 240420】いよいよ抱卵が始まった!

      空堀川上流域のカワセミペア、いよいよ抱卵!産卵を終えメスの巣穴に籠る時間が長くなり(1時間を超えます)、オスも30分を超えるようになっています。 今朝(20日)、交代で巣穴に入るメスのシーンを動画で撮りました(1/2倍速)。交尾の画像は数日前(17日)のものです。 卵の孵った証となる殻出しまで、3週間ほど変化の少ない時間が過ぎます。

      • 【カワセミレポート 240416】繁殖期の主導権はメス

        ブログ記事( カワセミの求愛給餌が続く )から1週間、空堀川上流域のカワセミペアのその後を報告しよう。早朝、ペアの縄張りで給餌や交尾が繰り返されている。巣穴を出入りするペアの嘴に土は見られない。産卵期に入っている。 月曜(15日)の朝、巣穴の対岸から給餌のシーンと交尾失敗のシーン(GIF画像)が撮れたので、それを紹介しよう。観察の時間帯にメスの巣穴に籠る時間が30~40分、巣穴から出たメスが待っていると、オスが餌を運んでくる。相変わらず、メスの身体は重いようだ。 給餌の後

        • 【カワセミレポート 240408】カワセミの求愛給餌が続く

          カワセミペアの間でみられる求愛給餌。空堀川上流域を縄張りとするカワセミペア、昨日(8日)の朝、その求愛給餌のシーンをいくつか撮った。オスが餌を差し出し、それをメスが受け取ることで、互いの信頼関係や協力関係を深めるという。 また、繁殖期における求愛給餌はペアの絆を深めるだけでなく、繁殖成功のための信頼関係や情報伝達の手段なのか、求愛給餌から直ぐに交尾にいたることも多い。この日の縄張り待機は5時40分、待つこと十数分で餌を咥えたオスが現れた。 何度か給餌が繰り返されたが交尾に

        ネット時代のまちおこし 2024

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        • カワセミレポート
          12本

        記事

          【#カワセミレポート 4月7日2024】産卵はまだと見た!

          空堀川上流域のカワセミペア、いつもの縄張りで早朝に給餌や交尾のシーンがしばしば目撃されている。(残念ながらよいショットが撮れていない) 巣穴に籠るメスの時間も長くなってきています。そのメスが巣穴から顔を見せるメスの嘴には未だ土が見えます。 カワセミは産卵期に卵を5〜7個を、多分、数日をかけて産むとみられている。卵を温め始めるのは全ての卵を産んでからではないのか? だから、既に幾つかの卵を産んでいるのではないだろうか。そんな意見も仲間内では飛び交っています。 確かに、数日か

          【#カワセミレポート 4月7日2024】産卵はまだと見た!

          【カワセミレポート 240401】東大和の夏日 メスも巣穴を掘る

          昨日(31日)は朝から晴天、各地(関東甲信越)で気温が上がり、25度以上の夏日となった。東京都心などでは統計開始以来、3月では最も高い気温になったとか。そして、予報では今日から木曜日まで傘マークが見える。 それを見越した訳ではないが、昨日は日曜、早朝からカワセミペアの観察、午前中に紫木蓮(シモクレン)のその後を確認、そして午後には③農園の点検、とそれぞれ回ってきた。まずは前回記事に続くカワセミ報告となる。 産卵に間に合わないと読んだのか、いよいよ、メス(マザー)自身による

          【カワセミレポート 240401】東大和の夏日 メスも巣穴を掘る

          【カワセミレポート 240330】巣づくり佳境!カワセミペア

          空堀川上流域のカワセミペア、そのオスによる巣づくりが続いている。今朝も巣穴下でしばらく待機していたオスはメス(マザー)が近くにやってくると促されて巣穴に飛び込む。メスが去って、また戻って来ると、再びオスは巣穴から姿を見せて巣穴に戻る。 巣穴から出て来るオスの嘴には土がついており、メスが巣穴に籠るシーンは少ないので、メスの産卵にはもう少し時が必要なのだろう。そんなシーンが繰り返されていた。小1時間の観察を続けていると...、 今朝は急に北の方からやって来た霧に包まれた。大和

          【カワセミレポート 240330】巣づくり佳境!カワセミペア

          【カワセミレポート 240324】春の巣穴 決定!産卵を待つ

          空堀川上流域のカワセミペア、記事( 【カワセミレポート 240318】ドラマ進行中 空堀川上流域 )から1週間、その後の様子をお伝えしよう。今朝(24日)は日の出タイム直後(6時)に観察ポイントに向かう。動きが始まったのは7時前、オスが下流域から戻ってきた。 この春の産卵用に決まった雨水排水管の下の止まり木で、メス(マザー)が戻って来るのを待っている。対岸にメスが戻って来るのを見届けると、巣穴に飛び込んだ。待つこと十数分、穴に籠って作業を終えたオスが顔を覗かせ飛び出していっ

          【カワセミレポート 240324】春の巣穴 決定!産卵を待つ

          【カワセミレポート 240318】ドラマ進行中 空堀川上流域

          春分の日を前に控えた空堀川の上流域、ここのカワセミペアが昨年誕生してから2度目、いよいよ春のドラマが始まり、オスの動きが活発だ。日曜の朝、月曜の朝も日の出タイム直後から、巣穴づくり行われていた。 巣穴は昨年も2度利用された川の北側擁壁の雨水排水管、オスを中心に巣穴づくりが進んでいる。昨日の朝は、オスが巣穴から土を運び出し、水浴びをしているところに間に合った。水浴び、餌のドジョウのゲット、交尾、そんなシーンが繰り返されている。 カワセミにとって、卵を産み孵し、雛を育て上げる

          【カワセミレポート 240318】ドラマ進行中 空堀川上流域

          【カワセミレポート 240305】春の始動 空堀川のカワセミペア

          大地が温まり、冬眠をしていた地中の虫が陽気に誘われて穴から出てくる頃という「啓蟄」。空堀川上流域のカワセミペアの動きも活発になってきた。熱心に連日この上流域に通っているお仲間からの報告では...。 日曜日にはカワセミペアの交尾するシーンが見られたという。翌日の月曜日には、ペアで巣穴づくりに励むシーンも見られたと。今週火曜の朝は曇り空、ペアの動きは呼吸が合わずに「接近どまり」であった。「呼吸」とは...。 オスから近づくときにはマザーは逃げないが、マザーから接近するとオスは

          【カワセミレポート 240305】春の始動 空堀川のカワセミペア

          伊香保温泉・石段街を歩く

          先日の日曜日、市内在住の娘ファミリーの車に便乗し、伊香保温泉に。1歳9か月の孫も含めて5人旅、自宅から圏央道・入間インター、関越自動車道、駒寄スマートIC経由で、まずは昨年3月にオープンしたという道の駅まえばし赤城に立ち寄る(10時)。 広大な敷地に遊具や広い芝生広場を備え、子どもと一緒に楽しめるタイプの道の駅。長休憩を終えて、途中、前橋市内で昼食をすませ、伊香保温泉の中心地、石段街広場に到着(14時)。 ここから上に登る石段街、左右に細い道が伸び、旅館や飲食店、お土産屋

          伊香保温泉・石段街を歩く

          外見的には濡れ落ち葉

          カミさんの「趣味のひとつ」は買い物、それに付き合うことになるのがコストコ(入間店)。昼間は時間に追われて忙しい子育て世代の息子・娘の三家族からの頼まれ物、加えてカミさんの茶飲み友達からのものもある。 こちらは荷物運搬役とナビ役、「一緒に付いてきて」の一声で、助手席に座ることになる、外見的には濡れ落ち葉。開店30分前に合せ、家を出るのが9時、買い物終了がおよそ11時半。それから飯能(次男宅)へのデリバリーを終えて、帰宅するのは13時半頃。 夕方には小金井の長男宅へのデリバリ

          外見的には濡れ落ち葉

          【カワセミレポート 240228】カワセミペアのツーショット

          土曜日(24日)は予報通り久々の晴れ、朝の7時に空堀川・上流域に向かう。カワセミのマザーとそのパートナーが守る縄張り。今は、ここに来れば逢える場所となっているが、それでも2羽一緒のシーンはなかなかカメラに収められない。 この朝は熱心な先着のお仲間2人と一緒に遊歩道の100mほどを行ったり来たり、暫くすると、川の擁壁の黄色い梯子の上下に仲良くペアが収まってくれた。この擁壁の梯子、高さもあり河原の見通しもよく、ペアのお気に入りの「止まり木」となっている。 この日は午後も、空堀

          【カワセミレポート 240228】カワセミペアのツーショット

          体験農園 強風下の準備作業

          「やすじぃの体験農園」、お世話になって丸9年、先週までに全ての区画での作業が終わり、今週から新年度の準備が始まる。今年は区画替えの年、農園西側部分の区画からひとつ隣のセンター寄りに移動となった。 準備のこの日(16日)は、新区画に移動しての肥料入れ、区画全面に牛糞と鶏糞を撒く。牛糞は肥料成分低めなので、堆肥や土壌改良材としての役割。鶏糞は農業には不可欠な「窒素、リン酸、カリ」のバランスが取れている肥料とのこと。 ジャガイモを植える畝の部分を除いて牡蠣殻石灰も。最後に区画を

          体験農園 強風下の準備作業

          諏訪神社 立川柴崎町を歩く

          建国記念の日の日曜日(11日)、JR立川駅から南に徒歩10分の距離にある立川市柴崎町の諏訪神社に参拝。街中にありながら、広い敷地の神社と道路を隔てて北側に子どもの遊び場となる市営の諏訪の森公園があった。 神社参拝というよりも、娘家族誘われて1歳8ヶ月となる孫と一緒のお散歩外出で訪れたもの。初めて知ったこの神社、信州諏訪大社から弘仁二年(811年)に分祠されたという千二百年の歴史を持つ関東の名社であった。境内で神社行事の建国祭が執り行われていた。 昼のランチは神社近くにある

          諏訪神社 立川柴崎町を歩く

          【カワセミレポート 240209】カワセミの躍動 立春の空堀川

          寒波で雪こそ降ったものの既に季節は立春、木曜日(8日)の昼、この日も陽射しに誘われてカワセミ散歩に出る。ブログ記事( 雪の朝 カワセミペアを確認 )に続くカワセミ報告となる。向かったのは空堀川・中流域のいつもの止まり木エリア。 空堀川のこの第二の観察ポイントは、わが家から東に500メートルほどの距離にある。この場所を縄張りとしているカワセミ・オスが直ぐに現れた。この時期、水に飛び込むシーンを何度か見せるものの、獲物となる魚の姿は少ないようだ。 幾つかの動きをカメラに収めた

          【カワセミレポート 240209】カワセミの躍動 立春の空堀川