そんなつもりはないんだ。GRと9月9日。
相変わらず腰の調子が悪い。でも家でパソコンに向かっているだけだとなおさら身体に悪いので朝から半ば無理やり出かけた。
昼になる前に戻り、やる気が出ない1日を過ごした結果、やっぱりパソコンに長時間向かっていた。これはダメだ。
夕方ガレージから自転車を引っ張り出して出かけることにした。持ち物はスマホと鍵とGRIIIx。小さいカメラは素晴らしい。
家を出て気持ちよく走り出す。と思ったら10メートルも走らないところで自転車を止める。自分の背丈よりも大きな里芋の葉を見つけ畑に入っていく。
そしてまた走り出した。15メートルぐらいのところでまた止まる。電柱に斜めに張られたワイヤーに草が巻き付いていて撮ってくれと訴えてくる。だから撮る。
そしてまた止まる…。自転車じゃなくて徒歩で出かけた方が良かったんじゃないのか。
もう少し走りたかったところで家族に呼ばれ家に戻る。行きはゆるい下り坂、帰りはゆるい上り坂。まぁまぁ頑張ってペダルを踏む。息が上がる。
帰りは違う道で帰ろうとしたら偶然にも中学校の門を出たところの道に出てしまう。部活が終わる時間帯、大勢の中学生が自転車に乗って出てくる。中学生の波にのまれて気まずい。
しばらく走ったところで少しずつ人数が減り、ほっとしたところ信号待ちで女子中学生ふたりの後ろに停まって信号が青に変わるのを待つ。また気まずい。
信号が青に変わり女子中学生と同じ方向に向かって漕ぎ出す。彼女らの後ろを走ることになり、さらに気まずい。できればサッと追い越したい。しかし部活女子、まぁまぁのペース。後ろから来るおっさんが気になってスピードを上げているのだろうか。気まずい。
ゆるやかな上り坂だったけど、意を決して強くペダルを踏む。ふたりを追い越しにかかる。できる限り軽やかに。
ふたり目を追い越そうと並走した時、「こんにちは〜♫」サワヤカな声で女子中学生に挨拶をされて焦る。「こ、んにちはぁはっ!」
追い越そうとしたので息が上がっていた。
こんなことを書こうと思ってなかったんだけどな。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?