Twitterのタイムラインにかわいい中古カメラの写真が流れてきた。

Made in Germany "AGFA OPTIMA 535" という1977年に発売されたらしい目測式のレンジファインダーカメラで、そのルックスに惹かれどんなカメラなのかを調べもせずに即注文。ま、安いしね。

届いた実物はイメージ通りのルックス。早速動作確認のためにフィルムを突っ込んで試し撮り。使ったフィルムはコダックのUltra Max400。とにかくすぐに確認したかったので、カメラのキタムラ四日市西浦店の周辺をウロウロして24枚を撮り切りました。

踊り場の柵がとても素敵な祇園コーポ。西日に照らされていい輝き＆いい影。

路地にあった焼鳥屋と呑み屋。黄色い壁が眩しい「ニューYY」なんの店かはわからない。

なんのセンターなのかわからない西浦センターとマンション。Kodak Ultra Max400 はコントラスト強めで発色が良い。

近鉄電車の高架下。自転車の質感、高架のコンクリート感、鮮明な写り。レンズ（SOLITAR 40mmF2.8）のおかげかな。

三重の清酒「宮の雪」の看板、街中にある公園の鉄棒。外国人親子が地べたに座って国のご家族と電話でベラベラ喋っていた。

おれたちの四日市。待ち合わせ場所は今も昔も「ふれあいモール」と決まっている。

無造作に置かれた酒のケースが芸術的な並びで撮ってくれと訴えてくる。

シャネルの前。四日市にも買う人はいるのか。

フィルム写真を撮るようになって、光を探すより影を探すようになった。影はそもそも光がなければ生まれないのだ。

近鉄四日市駅の西側エリア、西浦の町は何もないけど悪くない。子どもの頃に通っていた歯医者があった。

ンネオ一第？いや、看板屋「第一ネオンK.K.」。スーパーカブと寂れた町は相性が良い。

年末の道は混み合っていた。そして適正露出で撮れるとバキバキに解像している。

立小便禁止の看板は駐車場の持ち主が貼ったのか、ブロック塀の持ち主が貼ったのか。

ということで1時間ちょっと歩いて24枚撮りを使い切ってキタムラに持ち込んだ。1時間で仕上がり。

何も語らないけれど、悪くない写真が撮れたのでAGFA OPTIMA 535は手軽に使えてよく写る優秀なカメラでした。

チャンプカメラさん、ありがとう😊