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教えないことを決める。

2022-12-01

#企画者#育成 について他部署とディスカッション。「 #研修 メニューをどうするか? #リスキリング も含めて全部やりたい」という話を聞いて、私から「本当に今、全部教える必要があるのでしょうか?」と確認しました。

確認した背景には、2つの理由がありました。

まずは時間の観点。研修に使える時間は有限です。

「あれも」「これも」と詰め込むと、結局頭に残らない。研修内で「一番教えたいこと」を絞り、その理解に必要な情報を整理する。本当に大事なことを記憶に定着させるためにも、取捨選択が大切に。

次に方法の観点。教える以外の方法もあります。

たとえば「会議の精度を上げる」という課題に対して、「会議のアジェンダを定型化して運用する」という打ち手もあります。型にそって実践することで習熟度が徐々にあがる。実践が学びの場になる。

研修は「すこし足りない」ぐらいがよいことも。

「楽しかった」「他にどんなパターンが?」「もっと知りたい」となれば、研修後も学びがつづきます。研修の主役は、講師側ではなく生徒側。そのことを忘れずに、本人の学ぶ意欲を引き出したいです。

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