うつ病と付き合い20年の過程
うつ病と付き合い20年。
未だにお付き合いしている50代です。
まぁ、30代の時に反復性うつ病を発症し、一時期は精神病棟のお世話にもなりました。
少しずつ、改善してきたように思えますが、今でも反復して山あり谷ありの生活です。
でもね、向精神薬の服用で何とかお仕事、頑張っています。
うつ病を発症した時には離婚も経験してね。
5年くらいはとてもとてもアルコール依存症のような毎日を送っていましたよ。
しかも、休職を繰り返して舞い戻った仕事ですけど。
これがまた、偏見の目がきつい。
今では、「メンタルヘルス」って言って職場改善とか言っていますがね。
メンタル疾患持ちの僕からしたら、「?????」、「どこを改善しているの?」って感じです(笑)
結局は、メンタル疾患を患った者は「ダメ」というレッテル貼られて、偏見の目に晒されるってことですよ。
まぁ、自分たちの行った行為から目をそらして、責任を負いたくないってことでしょうがね。
こう言っては何ですが、それを何事もなく平穏に済ませようとする組織も組織ですけれどね。
「うつ」は、健常者となんら変わりはしないから、病気という事を軽視するのでしょうね。
けれど、健常者の倍の労力を使っているのですよ。
ただ、単に業務をやっているように見えるかもしれないけれども、疲労が蓄積されやすくってね。
通勤時間もこれがまた、非常に疲労困憊を起こしやすいのです。
やっと、やっとで通勤、そのあと現場作業。
これがまた、苦痛を強いられるのです。
「疲れたから休む」ということも人員不足で難しく、疲労困憊が続いていました。
結局は、疲労が溜まっていたこともありますが、通勤途中で追突事故を引き起こしてしまって、また、精神的にも疲労を抱えることもね。
そうした中でも、結局は「静養」という二文字は与えられず、無理難題で虐げられる。
けども、このブラックな環境から逃避するともできずにいるのが現状です。
まぁ、人間関係なんてね。
定期異動までのものでして、喉元過ぎればなんとやらって感じです。
もう、ここ数年は出世欲なんてなくなって、出世競争自体が疲れるので。
自分から出世街道を迂回して、万年平の窓際でゆっくり、じっくり静かな妖精活動に徹していますがね(笑)。
しかし、周囲の目はなんだかんだと自分たちの責任逃避のために業務を押し付けて、こっちに「上司」という名の言い訳で丸投げです。
まぁ、こんな職場だから1人抜け、2人抜けと慢性的な人員不足の事態です。
そんな自分も、段々と齢を重ねるごとに体力的にも無理が利かなくなっていますが。
とにかく、皆が独りでできない業務もなんなく単独で行ってしてしまうので、本当に自分たちも「出来る」と勘違いして結局は失敗する。
だから、直ぐに、僕へ業務の事を問い合わせてくるけれど。
僕を標準に考えるべきではないのである。
まったく、僕ができるから自分も出来ると勘違いする輩が多くてこの業界は困る。
そんでもって、自分たちができなければ「マニュアルがなかった」、「あの人は手を抜いていた」、「教えてもらっていなかった」などと言い訳し始め本当に馬鹿らしい。
自分たちの能力の低さを基準にしないから間違った偏見を起こし始めるのである。ましてや、技術的に僕が失敗しないかをいつも監視しているのだからさ。
この業界での技術は、誰にも負けないくらいに努力してさ、「うつ」を発症するまで扱き使われて習得したのだから今更、僕と勝負しようという事が間違っているのさ。
「うつ」でもへまはしないように業務はできるのさ。
そして、健常者たちにも負けないような技術を披露できるのさ。
若手の指導もできない人間たちの集団の中で特異点な僕だから、なんでも問題が起きれば僕に濡れ衣を着せれば良いと思っているのが気に食わないけどね。
まぁ、ずっと前からそういったことがあったし。現在になって改善策といって我がもの顔でいけしゃあしゃあと御託を並べるけれど。
そのアイデア、僕がずっと言い続けてきたことですが…、今更、何をおっしゃいますか???
若者を育てることができない要因の一つに、自分自身に技量がないということ。
自分たちがいい加減に育ってきたから、背中を見せることができずにただ、口だけが先走るということです。
これを大々的に声にすれば、結局は閑職に追いやられてひと昔前に流行した「追い出し部屋」と言われたような立場に追いやられてしまうのである。
そういったことは、今に始まったことではないけれど。
自分たちが認識不足であったという事を認めたくないわけで、指摘されると遂に報復人事に手を出すのだよ。
そんな部署では今一つ、何を言っても響かないし、出る杭は打たれるという事になるのさ。
それを、ハラスメントというのであるが認識されないし、まぁ、ハラスメント防止策をとっていないとなると問題になるからね(笑)。
本当に曖昧な基準だと思うよ。「ハラスメントだ」と相談窓口に行ってもさ。結局は、上司たちが結託してもみ消しに走るのだからさ(笑)。
そんなこんなで妖精生活を送っているのだが。これを気に食わないという輩も居るから困ったものだ。
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