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タクシーの配車システム

今日、初めてタクシーの配車システムを利用してみた!

これから書こうとしているのは、タクシー配車システムそのものの良さでは無く、その根本にあるであろうユーザーファーストの考え方について私なりに感じた事を徒然なるままに書こうかと…

今全体を見直したら内容がくどいようにも感じましたが、このまま投稿しちゃいます^_^;

まず、ユーザーファーストについて

昨日どっかの記事で、入社した動機・実際に入社して実践してること…といった内容を読みましたが、とても共感できる内容でした。

キーワードは、ユーザーファーストだったっけかな?カスタマーファーストだったかな?

まぁいずれにしても、日本語で言えば顧客第一、お客様は神様です、顧客志向……みたいな。

昔からある言葉ですが……

これをシステムに特化して考えた時、(ものだろうがシステムだろうが基本同じですが…)

いわゆるwhatは昔から普遍的なものでいずれも同じだと思うのですが、

システムではhowにおいて従来と大きな?違いがあるのではないかと…

横文字を使うと分からんと言われそうなので、もっと砕けた言い方をすると

お客様第一という考え方、方針、目的(広義)は昔から同じ(普遍的な命題)だ思うのですが、それをどう表現・実践するか(how)において、大きな違いがあるのでは?と考えている次第です。

理由として、システムはまだまだ未成熟であること、需要に対して供給側の質(スキル)や量(人数)が足りていないことなどが挙げられると思っています。

ここまで来ても???の方は、多分話が空中戦になっていると思うので、実際の事例として、今日私が経験したタクシーの配車システム(やっと出て来た!!)を例に話をしたいと思います。

これからドンドン寒くなっていくと思いますが、忘年会の後、終電を逃して1人立ち尽くすタクシー乗り場!←この状況設定自体がもう古いと言われそうですが、そこはスルーしますm(_ _)m

寒い、いつ来るの?、ここから乗ったらいくらぐらいかかっちゃうんだろう??

不安に駆られつつ、それでもひたすらタクシーを待ち続けなければならない不条理さ(元々は自らが蒔いた種ですが…(>_<))。

これで雪でも降ってこようものなら、内心は十分悲劇のヒロイン(男ならヒーロー?←有りか?)

そして待ちに待ったタクシーが来た日にヤー、もう白馬に乗った王子様が……すいません、すぐ話が脱線するのが私の悪い癖です(でも言わずにはいられない(>_<))

実は、脱線話の中にいっぱいヒントがあったと思うのですが、それらの客の悩み・困り事を解消してくれたのが配車システムだと思うのです。

最近CMでも良くやってるし、実際に使ったことがある人もたくさんいると思うので、各機能について細々とは書きませんが、このシステムを評価するポイントは以下です.

・如何にユーザー視点で機能実装されているか。(コレには操作性も含みます)

・更に、それら明示的な要求だけでなく、如何に潜在的な要求まで盛り込んでいるか。

更にこのシステムはユーザー(客)以外の利害関係者(ここではタクシーあるいはタクシー会社)までを巻き込み、システム提供者を含む3社(3者)でwin-win-winのビジネスモデルを構築している点においてとても素晴らしいと思ったわけです。みんながハッピーになる!

客は必要な時になるべく早く、タクシーを捕まえたい、乗りたい!、タクシーはなるべく効率的に客を乗せたい(実車率を上げたい、当然タクシー会社も同様)、システム提供会社はシステムを使ってもらうことにより大きな収益をあげたい!これらの個々の要求を実現している良い事例だと思ったわけです。

じゃー何故今までそれができなかったか?

一つには技術が追いついていなかったことが挙げられます。通信技術、GPS、高性能のサーバー、実装技術etc.

そしてもう一つがユーザー視点を徹底的に追求した機能の実装が今までは出来ていなかったためだと思うのです。

提供側ではなく顧客の要求を徹底的に追求し、設計できる人あるいは手法が未確立?

そして、それらを実装する為の、上記の様々な最新技術をインテグレートしポーティングできる人材が不足?

そんなとこが要因かと。

今回のタクシー手配から下車までの流れはこんな感じです。

タクシー手配

GPSでの顧客位置の特定と近くのタクシーの検索と特定(マッチング)

上記マッチング情報を元に到着時間の客へのフィードバック&車NOの通知

行き先の事前登録による道案内等の煩わしさ、道の間違い等からの解放

キャッシュレスでの自動決済→支払いの煩わしさからの解放

下車後は該当タクシーへの評価(任意)のフィードバック→これらの情報はタクシー会社にとってはCS向上へ向けた大事な情報となるでしょう。また、乗車履歴を蓄積することにより、曜日、時間天候、季節、その他(例えばコンサート等のイベント時とか)等によってどこに客が集中するかを統計的に解析でき、無駄にタクシーを走らせる必要もなくなるでしょう。

へー、なるほど、病院や役所に爪の垢でも煎じて飲ませてあげたい!と思った次第です!(笑)

結局はそこかい‼️





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