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歩んだ道は消えない〜ホンジツ島のマジックアワーリーディング公演〜

タイトルは、作中に出てきたセリフ。

リーディング公演を配信でみた。


来年の1月に座高円寺1での「体験型ファミリーミュージカル」としての上演が決まってる作品。

あくまでも配信で観ての感想を書きます。

登場人物の誰に惹かれるかは、見る人それぞれかなと思った。小学生なら『バード』かな。大人はその立ち位置によるか。
あらすじには、『バードとエビンが次第に仲良くなり』ってあって、バードの成長物語なんだけど、違う側面も見える。

今回、心にのこったのは、旅人のアロンソと、ボヤジュおばあちゃん。
特にボャジュが、話の要だとおもった。
ずっと受け継いできた「心の中に落っこちた言葉を書き留める』ノートは、正しく生きた証。
『歩んだ道は消えない』なんて、素敵な言葉で、胸を揺さぶる。
今回、この役は谷口あかりさん。素晴らしかったぁ。1月も彼女であって欲しいと思う。

さて、体験型ミュージカルなんだけど、
お客さんに役割を振って参加してもらうようだが、これは、円形劇場とか、小劇場なら可能?でも、その参加時間がなくてもストーリーは繋がるし、むしろ中弛みや、集中力が切れる状態に感じた。後半、その演出がない時間帯は入り込めたなぁ。
そして、1番は『長い!』
休憩なしで2時間以上。これ、子供の集中力、お年寄りのトイレタイム(笑)考えると長いわ。

この作品の最大の強みは音楽にあると言っていい。
島の時間の流れのような、綺麗なマジックアワーそのもののような音楽。ピアノだけでのサントラ版欲しい位。

ラストの方に使われてる曲がこれ。


今回のリーディング公演から来年の劇場版へどう変わっていくか楽しみな、『伊久磨ワールド』でした。

あ、途中ちょっとクレージー・フォ・ユーのボビーとザングラーのオマージュシーンぽいのがあったような😆
ちなみに配信アーカイブチケット☟

https://www.picture-book.jp/projects/4464/rewards/43366

5/12までアーカイブが見られます。


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