みなさんこんにちは！いよいよ12月。2023年も終わりますね！

数日前、IGNITE YOGAの200時間の養成講座の最後の講座を終えました。
9月から始まった講座も、残すところファイナルワークと卒業式。あっという間の3ヶ月でした。参加者一人一人が本気でこのトレーニングと向き合い、ヨガやさまざまなワークを通して自分を紐解いていくプロセス。どんどん不必要なものが削ぎ落とされていくと同時に、彼らのエネルギーがどんどん軽くなり、表情が明るくなっていく様子を見ていると、この仕事に心からやりがいを感じさせてもらえます。

私は、ヨガ指導者になるということはヨガのポーズや知識を伝えていくことはもちろんなのですが、それよりも大切なことは、その人自身がヨガに救われたり、ヨガで人生が変わった体験をしたことでヨガのパワーを心から信じていることだと思います。

現代社会を生きていると、物心がついた頃にはありのままの自分でいることを恐れ、人の目を気にしたり、社会的概念を植え付けられて、知らず知らずに自分を固い殻で覆っていってしまいます。
イグナイトの養成講座は、3ヶ月でその殻を剥がし本当の自分を見つけていくようなイメージ。全て、複雑にしていたのもブロックをかけていたのも、自分自身であり、シンプルになった時に自分らしさを思い出し、人生が生きやすくなるんだと思います。
3ヶ月でこんなにも人は変わるんだなぁと昨日も終始感動でした。

先日、友達の初舞台を見にきました。イグナイトに通っている彼が、「舞台出るんでしばらくイグナイトを休会するけど舞台終わったらまた再開します！」と嬉しそうに言っていたのは、つい数ヶ月前。

舞台の上で堂々と演技する彼を見て、本当に心が震えました。どんなに本気で頑張ってきたんだろう？想像したら涙が出ました。自分の道を突き進み、一生懸命頑張ってる人はかっこいい。でも、この社会はそういう人を斜めに見て、悪く言ったり、頑張りを批判したりする人が多くいます。
思い返すと、私もそんな時はありましたが、そんな時期は自分が人と比べて自分に満足していなかったり、自信がなかったりしていたんだと思います。私も、ヨガを通して、svadhyaya（自己探究）を実践したおかげで、自分らしく生きることができるようになりました。

今でもその学びは続いていますが、自分の人生にフォーカスすることで周りの声が気にならなくなったのは確かです。最近私の日々は、シンプルな幸せに気づかせてくれることが多いです。

久しぶりに会う家族のような友達と笑ったり、自然のエネルギーを感じたり、時間を気にせずヨガをしたり、好きな曲をギターで弾いてみたり、いい音楽を聴いて踊ったり、愛犬ぼる子とベタベタしたり。
少しスローダウンした日常を過ごしながらも、すごく充実している日々です。舞台の後に、その友達に感想をLINEで伝えたらこう返信が来ました。「ヨガに出会って、というより大袈裟でなく、イグナイトに出会って人生変わったなって思ってます。心に灯をつけてくれる場所を作ってくれてありがとう」。

IGNITE yogaを通して、みんなが自分らしさを見つけ、自分にとって不必要なものをマットの上で手放し、シンプルで偽わりのない自分でその人しか生きれない人生を楽しんで欲しいと私は願っています。そして、イグナイトヨガという場所が、そういう人たちがお互いをサポートし、心から応援し合うコミュニティーであることを私は何よりも誇りに思っています。
2024年もこの幸せの連鎖を広げていけることを目標に、残り数日の2023年楽しみたいと思います。