2023年に遊んだTRPGセッションのまとめを上げておきます。
中１でTRPGを初めて、30年以上になるのですが、2023年は初めて一年間PLをしない年となりました。
理由は幾つか有るのですが、【幻界堂】クローズコン定期開催と２回のデザイナーイベントを主催したため、その準備も含めてGMはそこそこの数はやったものの、PLをする時間が取れなかったという形ですね。
2024年は意識してPLを遊ぶ機会を作って行こう思います。

以下は今年のセッションの回数とザックリな内容をまとめた物です。
※備忘録の様な物ですが、気になるモノが有る方は、お気軽にご質問等を頂けれは対応させて頂きます。

◆セッション回数と簡単な詳細
『壬生狼』オフGM×４回

前年から遊んでいた『壬生狼』だが、セッションに必要な新選組の年表を更に詳細にしながら続けていた。
新選組結成前の壬生浪士隊の頃や、更にその前の浪士隊が京に上る所からも遊べる様にしている。
2024年以降も、定期的に新選組関連の書籍等を調べて、鳥羽伏見の戦い位迄の詳細な年表や、セッションのネタを揃えていくつもりですが、希望が有れは卓も立てますよ。

『放課後怪奇くらぶ』オフGM×１回

相方の硝がやっているバンド『ろしあんブラック』のギターであるリョータを誘ってのセッション
TRPG自体が初めてで、予備知識が０で参加したのに、ホラー映画でのお決まりの鬼気迫るシーンを自分で演出したり、１・2つ教えると、システムを直ぐに理解したりと、『TRPGは人間力』という言葉を確信させるセッションだった。
部下も居るCADエンジニアで、若い頃は路上ライブもやっていたエンターテイナーなので、たぶんどんなTRPGシステムでも楽しくめそう。
音楽関係や武術関係の仲間を誘ってのセッションも、今後やってみようと思う。

『幽冥鬼使』オフGM×５回

台湾の同人TRPGを日本用にローカライズしたシステム。
桐部さんとの縁もあり、【幻界堂】でオンリーコンを主催させて頂きました。
最近のシステムらしい、キャラクター設定やシナリオ進行の上での動機付けや、展開の描写等を表で決められるサポートシステムを積んでいる。
技・アイテム・演出等の自由度が高く、ある程度はGMの才慮に頼る部分もあるが、遊び易いシステムになっている。
イベント用に日本の仏教要素を元に世界観の一部を構築した『信賞必罰』というシナリオを作り、数回のテストの上でイベント本番のGMをさせて貰った。
日本ではメジャーな『お不動さん』こと『不動明王』からの依頼で、百鬼夜行を阻止する、スケール大き目のお話。
PLさん達からは色々な意見を聞けて、4回程ブラッシュアップを行ったので、それなりの完成度になっていると思いう。
希望者が居れば、セッションやシナリオのPDF化も考えます。

『深淵 第二版』オフGM×１回

俺の一押しダークファンタジーRPG『深淵』です。
毎年必ず１セッションはやる事にしていて、今回は初めて『深淵』を遊ぶ方にワールドガイド的な要素も楽しんで貰えるシナリオ、
『龍の狂気に祝福を…』を作成。
ユラス男爵領とラルハース侯爵領に挟まれた【龍の眠る地】で、大国に翻弄される小国を何とかするお話。
政治陰謀劇に魔族・龍・魔術師と盛りだくさんの内容。
セッション後にPLさんら色々な感想を頂けたので、ブラッシュアップして更に【やり易い】シナリオにして行く予定。

『エクリプス・フェイズ』オンGM×２回・オフGM×１回

『エクリプス・フェイズ』をオンセで遊びたくて、友人の葬送隊長にユドナのルームデータを作って貰い、『ヘリオンズ・エッグ』をテストで回してみる。
問題点を洗い出し、同じデータで遊べるオリジナルのシナリオ『不明の卵』を作ってオンセで回した。
2024年からはオンセにも力を入れ、複数のシステムを回して行きたい。

更に、2024年に企画している『エクリプス・フェイズ』のライブRPGのコンセプトをTRPGベースにローカライズした『Noah(ノア)』を回す。
RTS要素とアクション、交渉やドラマのバランスを調整し、『エクリプス・フェイズ』らしさとTRPGとしての自由度や可能性を発揮出来る形を模索中。
テストセッション自体の評価は良かったので、後1・2度テストしてライブRPGにして行く予定。

『ログ・ホライズンTRPG』オンGM×１回

不定期でやっている【幻界堂】のログ・ホラキャンペーン。
システムを思い出しつつのセッションでしたが、既に10回以上のセッションを共にして来たPL達のキャラロールは息ぴったりで、楽しい時間を過ごしました。
オンセサポートが充実しているログ・ホラはストレスが少なく、快適です。

『ソードワールドRPG 完全版』オンセ・キャラメイク会×２回

2024年からオン・オフ両方のセッションで始めようとしている、『ソードワールドRPG 完全版』のキャラメイクやユドナの動作テスト会です。
最近のTRPGシステムの傾向から、ロールプレイの助けとなる様な要素をハウスルールとして採用し、よりワクワクする冒険を目指しています。
原点回帰や温故知新と共に、自分の中のオンとオフに対する考え方や、可能性の幅、楽しみ方のスタイル等を考える為のキャンペーンでも有ります。

◆最後に…
2023年は【幻界堂】イベントへ参加して頂いた方とそのご友人を対象とした【クローズ形式コンベンション】で、かなり有意義なセッションを楽しませて頂きました。
2024年もTRPGに必要な【場】という要素や【住み分け】という概念をアレコレと模索しながら皆様と楽しいセッションが出来れば思います。
まあ、相も変わらず色々とやって行くので、お時間が合いましたら、遊んでやってくださいな。