見出し画像

【少女地獄】

著者:夢野久作

登場人物である姫草ユリ子は虚言の使い手だった。するすると嘘を吐き、重ねて、疑わしいなんて微塵も思わせないその虚言(うそ)は、遂に自らを消すことにも繋がると。私の拙い語彙力では説明が難しいが、拝読していると自分がユリ子ならどんな虚言がつけようか、想像するだけでも面白い。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?