市場調査分析を制する者が中国を制す。中国オンライン調査分析のポイント
こんにちは。中国越境EC・インバウンド専門 JUTOU株式会社の辻です。
私は普段、中国ECの市場調査・競合調査、プロモーション施策の調査分析をめちゃくちゃな量やっています。
数字出すだけなら人にも任せられるのですが、調べている過程の中で見えてくるものがあるので、今のところ全て私自身が全て調査しています。
(こんな効率悪いことしてるから私、儲からないのです・・笑)
最近、進んでる企業さまでは新商品開発の際に、日本市場だけでなく中国市場も視野に入れて商品企画するため、こうしたマーケットの情報を重宝しています。
中国のECへ参入し、しっかりとマーケティングをしていく上でもマーケットを正しく捉えることは非常に重要です。
そこで今回は、私が調査する場合の項目を一部お教えします。おそらく90%以上の企業さまがちゃんと調査分析をかけていないので、役に立つと思います。
1.中国のタオバオの場合
①ジャンル別の流通規模
②価格帯別の流通規模
③売れ筋商品ランキングとその製品特性(内容量・成分など)
④競合店舗の売上・売れ筋商品、プロモーション
⑤モール内キーワード検索ボリューム
まあ、ここまでやれば一通り丸裸ですね(笑)京東とかKAOLAとかも調べてもいいかと思いますが、基本的にタオバオ(天猫)で勝てなければ、中国で勝てないと思っているため、私はタオバオだけでいいかなと思っています。
2.KOLプロモーションの場合
おそらく多くの日本企業さまが大失敗しているKOL施策についても、代理店さん任せではなく、可能であれば以下は自社で調べたほうがプロモーションの精度が上がると思います。
①KOLのフォロワー数(偽物・本物の比率・アクティブの比率)
②いいね数・ブックマーク数・コメント数のちょろまかし可能性検証
③キーワード・ハッシュタグ調査
④ソーシャルビッグデータツールで、キーセンテンスの抜き出し
⑤競合・モデル企業の使ったKOLの販売力
ちゃんと調べようと思ったら結構大変ですが、これやってる企業さまと、そうでない企業さまで雲泥の差が出てきます。
やり方わからないし、誰かにやってもらいたい!
精度の高いものを出したい!という、そこのあなた!
私がやりますのでご一報ください(笑)
ありがとうございました。
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