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政党は要らない

政治屋どもが政治屋という生業を続け、あわよくば大臣にさせてもらったり、運が良ければ最高権力者に伸し上がれるかも知れないと夢を見られるのも、親分が子分のカネの面倒を見、子分が親分を頭数で支えてゆく、派閥のシステムが機能してこそ。暴力団と言うべきか戦国大名と言うべきか。

日本の政治は、与野党の党派を超え、上述の派閥制度によって成り立っている。要は、封建的なのである。

裏金脱税で追い詰められている自民党が、苦し紛れに派閥解散をやるんだやるやると言って大騒ぎしている。だが、派閥制度で成り立つ日本の政治を、一夜にして改革することなど不可能だ。
もし、そんな奇跡を起こせるのなら、この際、政党政治そのものを終わりにしてしまう方策を練るのが最善だ。
自民党だけでなく、与野党を問わず日本中の政党すべてを解散してしまうのだ。
政党が、現代政治に果たす役割など、もうない。上述した『親分&子分の派閥制度』の集合体が政党であるに過ぎない。まさに、百害あって一利なし、である。
全ての政党を解散し、議員は一人ひとりが独立する。必要に応じて、政策ごとに、意見の合う議員同士が協働して法案/予算案といった議案を作る。それだけで充分だ。

徒党を組み、資金集めのパーティーを開いて、そのカネの一部を裏金として非合法に着服し、税金を納めないなど言語道断である。

派閥の解散など見せ掛けに決まっている。
腐った、いや腐り切った政党〜政党政治を廃止することこそ、私たちが今、直面すべき課題である。

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