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[最終戦争回避] 必要なのは理性と良識

プーチン

 ロシアのプーチン大統領は、2022年9月21日、国民向けのテレビ演説をおこなった。

 以下は、その最後の部分。

核による脅迫も行われている。西側が扇動するザポリージャ原発への砲撃によって、原子力の大災害が発生する危険があるというだけでなく、NATOを主導する国々の複数の高官から、ロシアに対して大量破壊兵器、核兵器を使用する可能性があり、それは許容可能という発言も出た。

ロシアに対してこうした発言をすることをよしとする人々に対し、わが国もまたさまざまな破壊手段を保有しており、一部はNATO加盟国よりも最先端のものだということを思い出させておきたい。わが国の領土の一体性が脅かされる場合には、ロシアとわが国民を守るため、われわれは、当然、保有するあらゆる手段を行使する。これは脅しではない。

ロシア国民は確信してよい。祖国の領土の一体性、われわれの独立と自由は確保され、改めて強調するが、それはわれわれが保有するあらゆる手段によって確保されるであろう。核兵器でわれわれを脅迫しようとする者は、風向きが逆になる可能性があることを知るべきだ。 世界の支配を目指し、わが祖国、わが母国を解体し隷属させると脅す者を阻止するのは、われわれの歴史的な伝統で、わが国民の宿命の一部となっている。われわれは今回もそれを成し遂げ、今後もそうし続ける。皆さんの支持を信じている。

[引用元]
https://www3.nhk.or.jp/news/special/international_news_navi/articles/detail/2022/09/22/25523.html
NHKニュース

 よく読めば、プーチンは当然な事を言っただけだ。

 それを切り取り、あたかもプーチンこそが核兵器の先制使用を公言しているかのような喧伝に、さまざまな立場の人間や洗脳メディアが、一緒になって乗っかり、煽り立てている。

 理性と良識。
 それらだけが、いま必要だ。

 バイデンは嬉々として、このまま核戦争に突入し、いよいよアルマゲドンかと言ったようだが、そんなことになってはならないと子どもでも判るのだから、この争いは、ここいらで収めてゆく方向に舵を切る。

 それが、理性と良識だ。

バイデン