超支配者たちは、奴等にとって不都合な人間を易々と消してきました。その事実も、また恐怖となって後続の者を躊躇わせます。

　奴等は、私たちの現世現実を徹底的に支配し尽くしてきました。しかし奴等が支配してきたのは、たかだか、私たちの現世現実。大宇宙の、千変万化の営みを想えば、夢幻のごとき儚い刹那に過ぎません。

　私たちが、さっさと現世現実を超越してしまえば、もはや奴等は手も足も出せません。

　だから、私たちは思念の世界で結い集うのです。

　私たち個々の意識は、私たち個々のカルマを背負って、私たち個々の境遇に投影されます。

　私たちの集合意識は、私たちのカルマを背負って、私たちの現世現実に投影されます。

　奴等＝超支配勢力の存在は、悪魔意識の投影なのです。悪魔意識とは我欲。言わば、現世現実を思うがままに支配したいという我欲の化身が奴等です。

　私たち個々が、それぞれの意識から我欲を薄めてゆく努力をすれば、私たちの集合意識からも我欲が消えてゆきます。

　そうすれば、現世現実に投影された我欲の化身である奴等＝超支配勢力もまた、消えてゆくのです。

　氣づいてみれば、案外、簡単なことかも知れません。

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