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ジブン株式会社におけるプロフェッショナル思考について考える#45

木下斉さんのVoicyでジブン株式会社という考え方を得てから早3ヶ月。個人事業主であろうと会社員であろうと、個としてのジブンの立ち居振る舞いや仕事やキャリアの重ね方など様々に考えるきっかけをいただきました。

また、普段の仕事の仕方についても見つめ直すことができ、すぐやることや完成を求めすぎないこと、まずは量をこなしながら質が後から伴ってくるなど意識するようになりました。

そうすると…今までの自分の働き方を客観的に見ることができるようになりました。あれ?これってなんのための会議なんだろう。とか、検討ばかりで実行されないな。とか、ものごとが会議のペースでしか進まないな。とか。


◯何を言うかよりも誰が言うか

私なりに学びに目を向けてきた2年でした。Voicyどの出会いも2年前の春頃。学びとともに私自身の行動も改めてきたんです。仕事を積み残さない、すぐにやるとか。何か意見するときにはその根拠を示すことができるように準備するとか。

キンコン西野さんがよく仰られます。会議では感情(人格)を切り分けて臨むことを。アイデアや意見を受け入れられないから落ち込むな。アイデアに対して議論してるだけで、個人の人間性を否定してるわけではないと。会議はそういう場じゃないよと。

私自身のこれまでを思い返してみると、恐らく小学校のときからずっと否定されない意見を出そうとしてきたし、争いが起こらないような中立的な立場を取ってきたように思います。自分の意見に対して誰かに何かを言われるのが怖かったんですね。

でもこの数年思い直して、自分の意識や行動を変えようとしてきました。仕事としてその会議の場にいるのに、何をするでもなく座ってるだけ。意見を求められれば在り来りなことを言う。これってやっぱりよくないし、給料泥棒。自分の経験や知識からしか言えないことをどんどん言っていこうと実践しました。

…が!
行き着いた今の結論は、同じことを行った場合に誰が言うかによって受け止められ方が違うということです。
どんなによいアイデア(アイデアそのものに問題がある場合もありますが)でも、発言する私に信用とか、任せても良いかもと思ってもらえる実績がなければ、あくまでも仕事の場ですから任されることはないんですよね。

◯会議は意見をまとめて決める場

自分の考えを改めて、意図を持ち仕事に臨むようになりました。例えば会議でいうと、◯◯会議は何のためにあるのか、今日は何を決めるのかを事前に考えてある程度の情報整理をしました。いやいや、それ普通よ?と思われたあなた…特に福祉の現場では普通ではないんです。どうかご容赦ください😂

慢性的な人手不足に加えて、時間があればニーズのある方への支援に向き合う。結構日々目まぐるしく過ごしていますので、視野狭窄になりがちです。
そうこうしてるうちに会議の日。前回からの持ち越し課題は何だったっけ?今日は何の話をするんだっけ?と思い出しながら臨むのがやっと。
会議の進め方を事前に考えてるのは担当者ぐらいで…始まれば参加者はリスナーとなり意見を求められれば俯く地獄絵図です。なにか言うかと思えば、ただの感想wwそんなこんなでタイムアップで、また次回という感じです。

なんかそういうものに私も馴染みすぎてしまっていたと気づくことができました。何ごとも目的が重要だと思いますし、それを参加者間で共通認識にしておかなければ最低ラインにも及ばないんですね。

◯やった気になる危うさ

ここまでお伝えしてきたように、私自身の考え方や行動そのものは以前に比べると変わったと思います。一つひとつの仕事のペースもですし、即レスを意識しています。そうすると、仕事を抱えることが少くなりますし、職場内でもコミュニケーションをよく取って自分が仕事をしやすい環境作りをしたことで、会議でも意見を言いやすくなりました。

自分の手が進むようになると、何だか仕事してる感がとても湧いてきます。いやいやそれは違うよと、なるべく自分のことを俯瞰してみるようにしていますが、結構陥ってしまう。
今までのやっていたことが"仕事"トモヨベナイことでしたから、そのGAPにそう思ってしまうのだと思います。
いちばん重要な視点は、プロジェクトがどの程度進んでいるのかという客観的な視点です。自分が何をやってどういう思いかをいちいち気にするようじゃまだまだです。プロフェッショナルとしての立ち居振る舞いは、やるべきことを淡々と、一つひとつやっていく。ただそれだけだと思っています。

会議と称して行われている無駄な時間がまだまだあります。人手不足、資金不足など、不足問題が付いて止みません。今やっていることを続けるのではなく、必要なことに絞って時間などリソースを絞り出していくことがこれからますます重要となってきますね。

最後までお読みいただきありがとうございます。
それではまた。ゆうちゃんでした。

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