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私にとっての学びは、人生を豊かにする手段#55

私の中で、ここ2年ほどは"学び"がテーマになっています。今の仕事に関することはこれまでも関心高く取り組んできました。ただ、それは必要に迫られてのこと。そして、法律や制度の歴史的背景といった知識学習に留まっており、実生活や体験に繋がっていくものではありませんでした。
一方でこの2年の学びは、私自身の人生を豊かにしていくことを目的とした学びであり、必ずしも知識を増やすだけの方法ではなく、そこに実践を取り入れて私自身が実感を得られることを意識しました。このやってみるに勝るものはなく、実践なくして課題や疑問は生まれないと感じています。


◯学習は行動が紐づくもの

・学ぶこと、学問などを習得すること。
・生物が経験によって、環境や社会に適応する能力を体得し、行動を変化させること。
・新しい知識や能力の形成など、一定の目標に向かって意識的に展開される行動

wiktionary

心理学における学習とは大変広い概念です。勉強とも呼ばれる学習だけでなく、芸術的なスキル、運動能力、料理や掃除などの日常的な行動、あるいは社会的、対人的スキルや問題の解決策にいたるまで多くの物事を学習しています。ここでいう学習とは、何かを経験することによって、その後の行動が半永続的に変化することを意味します。

心理検査出版 三京房

学習=学びとは何なのか。その答えは私の中ではまだ核となるものがありません。そして、世の中における学びの概念はとても広く、到底語り尽くせるものではないと思っています。
この記事で1つ、私なりに考えたいのは、学びとは目的ではなく過程にすぎないということについてです。学習ということばは、「学」と「習」によって構成されています。つまり、学ぶだけではなく、習得することも含まれています。そして、その次に重要なのは習得するだけではなく、それを活かしてどのような行動を起こすかということ。この行動を起こすがポイントなんです。

今までの私は学ぶこと、知識を増やすことが目的となっていました。学ぶ→学ぶ→学ぶ。こうして頭でっかちな私になっていく。学ぶのはいいんだけど、客観的に私自身を捉えれば、その場から一歩も動いていません。何も価値を生んでいません。知識の増幅だけでは誰の、何の役にも立たないんです。体験・実践→課題抽出→解決策を探る→実行→見直すというサイクルを作り、自分の体験に基づき課題解決を図っていく。その連続によって価値を生むのだと気付かされました。

◯学んでどうする?

日本人の平均学習時間は6分というデータがあります。これはあくまでも平均であり、全くやっていない(0分)人と、1時間を超える人とのニ極化が実態です。ここでは、学んでいることが偉いということが言いたいのではありませんが、学ばないということは自分の人生の質を高めることができないことと同義だということは伝えたいと思います。

学んでどうするか?という問いではなく、学ばないことで自分の人生におけるあらゆる選択の機会を遠ざけてしまい、限られた選択肢からしか選ぶことができなくなる。選択肢が少ない方が迷わなくて良いという考えもなくはないですが、知った上で主体的に選択しないことと、そもそも知らなくて選択肢に上がらないことには大きな差があります。

自分の人生を主体的に生きていくためには、自分で選択していきたいものですよね。

◯人生を豊かにするものとは

私の中ではここまで書いてきた選択肢が一つのキーワードになっています。今生きている社会をどのような視点で捉えるか。そして、その中でどのような価値を社会に還元していくのか。社会をもう少し分解して捉えると、社会を構成している一人ひとりとなりますが、その中の誰とどのような関係を築き、どのような人生を私は送りたいのか。そして、今の社会の状態を少しでも良い方向に進めて次の世代に渡して行くのか。そのために自分にできることってなんだろう。

この思考の幅を広げること、より多角的に物事を捉えて考えることをするためにも、私自身の知識や経験に紐づく引き出しが多いほうが良いと感じるわけです。今やれる限りのベストな選択をしているのか。こうした問いを自分に投げかけながら、自分の身になる学びをするために、行動を起こしていきたいと思います。

直近では、職場を変えることを決めました。これは時分の今後の人生をどのように歩むかということと向き合った結果です。やはり、どこまでいっても自分の人生における主役は自分でしかないと感じています。

だからこそ、自分の引き出し(選択肢)を増やし、後悔のない日々を過ごしていきたいと思っています。

今回は私なりに今言語化できる学びについて書かせていただきました。
最後までお読みくださりありがとうございました。
それではまた。ゆうちゃんでした。

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