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世界水準を知ってデフレマインドを壊せ#50

先日、日経平均株価が過去最高値を更新しました。次期春闘では今までにない賃上げ要求がなされるそう。
日本はこれまで30年にわたってデフレ。その中で生まれ、育った私にとってはデフレ禍の考え方が標準仕様です。

ですが今、日本にはインフレの兆しが来ています。物価上昇(積極的な物価上昇ではないものの)、株価上昇。インバウンド需要も増えてきています。
これに賃上げが付いてくれば良い流れです。

とはいえ、日本人に染み付いたデフレマインドはかなり深く根を張っているようです。
安いものは正義だという価値観。高価格帯商品はバッシング。お金を稼いでいる人は、何か裏でやっていると非難する。いつのまにここまで他責思考になってしまったのでしょう…誰かを非難したところで、自分の収入が増えるでもないのにまったく持って無駄な時間だと思いますね。

インフレの兆しを感じさせる以下のニュース。
北海道ニセコ町に訪れて、2,300円のハンバーガーを食べたオーストリアの方のコメントが印象的でした。

「僕らにはそれでも安い」

デフレマインドの日本人だと、「高いな。誰がそんなの食べるんだよ。」となると思います。それは、日本しか知らないから。価格を高くしても売れるとは思えないんですね。

やはりこのマインドを変えていくには、物価上昇を上回る賃上げは欠かせませんね。
自分が所属している企業でそれが叶わないならば、職種を変える、地域を変える。そういうことも必要になってくると思います。
消費を盛り上げるには手元のお金を増やすことも必要です。経済的な余裕は、心理的余裕(余白)を生み出すことにも繋がります。

お金がすべてではないという意見もあるけれども、これからはあらゆるものがサービス化していきます。"最低限必要なお金"の水準がこれまでより上がってきます。
個人や家庭レベルで上げていく努力が必要になってくるなと感じます。

まずは、自分のできるところから。
生活水準を落とさないように努力していきたいと思います。


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