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好きな漫画を語ろう その022【1日外出録ハンチョウ】

寒くなってお鍋がおいしい季節ですね。
こんばんは。ハルさんです。
ネギと生姜たっぷりのつみれ鍋が好きです( ˙꒳​˙ )
今日はこちらの作品です!

基本情報

  • タイトル :1日外出録ハンチョウ

  • 作者   :萩原天晴(原作)・ 上原求、新井和也(作画)

  • 巻数   :既刊16巻(2023年7月6日現在)

  • ジャンル :グルメ・日常

紹介

ククク・・なるほど・・・・
お前が食べたい物はズバリ・・
チキン南蛮・・・・・・!

一日外出録ハンチョウ1巻より

地の獄・・・・!
底の底・・・・!
帝愛グループの債務者たちは地下強制労働施設という劣悪な環境で毎日を過ごし、過酷な労働を強いられていた。
そこは法外な賃金で働かされ、まともな食事も出来ない最悪な場所である。
主人公である大槻は勤労奨励オプションの「一日外出券」を使い、地上での飲み食いや遊びを楽しむ・・・!
あのギャンブル漫画の金字塔、カイジシリーズの飯テロスピンオフ作品なのである!


おすすめポイント

おじさん達の本気の遊び
ハンチョウと周りの仲間達の一日外出の様子を描いた作品となっていますが、基本的にはおいしいものを食べに行ったり、様々なアクティビティを体験する流れとなります。
それがちょうどいいレベルというか、おじさん達が時にゆるく、時に本気で遊ぶ様は気持ちが解れて自然と笑顔になってしまいます。
どこか懐かしさを感じてしまったり、トレンドを追っていたりと、飽きが来ない物語展開も好きです。
学生時代のノリを思い出すアクティブな中年おじさん達と一緒に日常を楽しめば心は晴れやかになっていると思います!

不自由の中にある幸福度
ハンチョウを始め登場人物は厳しい制限の中に生きており、その前提を踏まえて一日外出の様子を見てみると、辛い毎日を乗り越えたからこその幸せがあるんだと気付かされます。
これは現実世界もそうではないでしょうか。
そして幸せを謳歌してまた明日から頑張れるのです。
大げさかもしれませんが、人生について学びがあるかもしれない作品だと思います。

奇妙な既視感
この漫画を読んだ人は奇妙な感覚を抱く人も多いのではないかと思います。
それは一種のデジャヴュです。
このお話は似たようなことを昔やったことあるな…!とか
あれ今度やろうと思ってた遊びだ…!とか
絶妙なあるあるラインを攻めていてそれでいてあるある過ぎないバランスが素晴らしいです!
これに関してはぜひ実際に読んで感じて欲しい、新しい読書体験だと思います!

最後に

名作カイジシリーズのスピンオフとしては2作目の本作を紹介しました。
スピンオフ1作目の中間管理職トネガワも面白い作品ですので気になる方は合わせてオススメします!

独特のノリと空気感を味わえばクセになること間違いなしです!
好きな漫画を語ろう その022【1日外出録ハンチョウ】でした。

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