#59 ヘブライの紹介

動画はこちら。
https://www.jw.org/finder?wtlocale=J&docid=1001071856&srcid=share

著者

パウロ。

内容

ローマでの自宅軟禁を解かれた直後に書いた。

ユダヤに住む、ヘブライ人のクリスチャンに宛てたものと思われる。

クリスチャンになって何年もたつ人が居たが、堅い食物ではなく、乳が必要な状態に逆戻りしている人も多く居た。彼らの信仰はユダヤ人の宗教指導者と支持者たちによって攻撃されていた。クリスチャンの信仰には実体がないと言われていたのかも。ユダヤ人には壮大な神殿や祭司職、動物の犠牲、モーセの律法、アブラハムに至る家系があった。

パウロは、天に実在するキリストを軸にしたほうがはるかにまさっていると説いた。

この手紙はモーセの律法に固執しないよう助けた。

1~3章:高い地位に就いたイエス。イエスは天使たちとモーセの両方にまさっている。

4~10章:
・天で奉仕するイエスが、罪深いユダヤの大祭司よりまさっている。
・イエスは完全で罪がない。完全な人間の罪を神に
・ユダヤ人の大祭司は、民の罪のために、毎日犠牲をささげる必要があった。
・動物の犠牲には限られた効果しかなかった。
・完全な人間の贖いを天に差し出した。
・モーセの契約より新し契約の土台。

※9章9節。天幕は今あるものを指してる。天幕とは幕屋のこと。この天幕を中心とした動物の犠牲は、罪を完全に取り去ることができなかった。しかし、より偉大な天幕とは、キリストの贖いの犠牲に基づいてエホバを崇拝するための取り決めであり、神との親しい関係を永遠に楽しむことを可能にする。

10章:励まし合うために、仲間と定期的に集まり、終わりが近づいているため、ますますそうするように、と勧められている。

11章:キリスト以前の男女の信仰の手本に焦点を当て、彼らが信仰によって、言葉も行いも強力にされたと述べている。

12章:これら勇敢な男女が証人であると述べている。最も偉大な証人であるイエス・キリスト。イエスは私たちの信仰を導き完全にして下さる方。キリストのような信仰を持つには、行いを清くしなければならない。

13章:兄弟愛を持ち続けて下さい。結婚は全ての人に尊ばれるべきです。皆さんを教え導いている人たちに従ってください。

以上。

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