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ブランドへの一歩目〜ペルソナ設定はオススメです〜

こんにちは。


ポンポンハンドメイド作家の『hihamo〜ヒハモ〜』です。


『hihamo〜ヒハモ〜』とは?


2023年2月にminne販売を開始したポンポン(ニット帽に付いているてっぺんの丸いやつ)を中心としたアイテムを展開しているまだまだ新しいブランドです。


このnoteではわたし達が自分たちのものを世に出す上で考えたこと、子育てのちょっと笑える話を主に書いておりますので気軽にお読みください。


このnoteでは自分の作ったものを世に出したいけど何から始めたらいいかわからない!という方に“きっかけとなる一歩目”を踏み出せる様に記事を書かせて頂いております。


今日のテーマは“ペルソナ設定”です。

私はこのブランドを始めるまで紆余曲折、自分の趣味の為に時間を使ったり、SNSをうまく活用できなかったりと、今改めて思うとものすごく“自分中心”に更新や記事を書いていたんだなと思います。今でもまだまだ自己中心的ですが(笑)

これでは伸び率に限界があるし、ある一定の所で必ず壁にぶち当たり気持ちが切れる事が多々ありました。

なので今一度ブランドを作るって何だろう?って思った時に読んだのが“ペルソナ設定”です。

ペルソナって何?ゲームの事?って思っていて意味すら知りませんでした。


「ペルソナ(persona)」とは、サービス・商品の典型的なユーザー像のことという感じでマーケティングなどに用いられています。


もう少し砕いて行くと“どんな人に自分たちの商品を届けたいか?”という人物像の構築だと思っていただければよいかと思います。


例えばターゲットと言えば30代女性とか20代~30代の女性と設定しますが、それでは幅広くお金に余裕のある人間、ない人間、時間に余裕があるのか?家族はいるのか?幅広くてどこに自分たちの商品を届ければ良いのか分かりませんよね。


なので、そのターゲットのイメージを膨らませてその人に向けて商品を作っていく為に設定する人物像です。漫画で言えばキャラ設定の様な感じに近いでしょうか?


何歳で家族は?ライフスタイルは?生活リズムは?家族構成は?などなど。とにかく細かく設定することによって自分たちの商品はどんな人に届ければいいのかが見えてきます。


私たちも夫婦で最初「私達と同じくらいの30代から40代の子育て世代」って言い合っていたのですが、これでは何歳で子どもは何人?年収は?インドア派?アウトドア派?とさっぱりわかりませんよね。


しかし、これらを突き詰める事によって、この人はこういう生活をしているからこの時間にSNSを更新しても効果が薄いよね=○○時を中心に更新していこう!となれば、その時間のアクティブな層と多く関わる事になり結果ファンに繋がりやすいのではないかと思います。

例えば、自分たちのペルソナ設定で読書が好きで図書館に行くのが好きって設定しているのにキャンプグッズを売るのは難しいですよね。でも、キャンプグッズを売るのであれば読書を出来るようなものを売ればいいという事が見えてきますよね。

なぜこの様なことをするのか?

①イメージの共有

一人で全てやっているなら一人ですけど、ほとんどの場合人と人とのつながりで成り立っており、ブランドをするにあたって人との関りは不可欠で複数人にイメージを共有するため。

「なるほど、こういう人に向けて作っていけばいいのか」と一緒にやっている人間、外部の人間、そして新しく入ってくる人間に共有できるのが大きなメリット。

これが曖昧だとそのイメージは伝わらず、ブランド化は大幅に時間を取られ、大きくなるのは難しいんじゃないかな?って思います。


②無駄の削減


例えば、自分たちの設定したペルソナが23時ぐらいがSNSを見るとして、夜中の4時に投稿を続けても何も起こらないですよね。そりゃそうですよね、自分たちのターゲットは寝ているのですから(笑)

SNSがアクティブな時間というのは必ずあり、例えば通勤時間や昼休憩、夕方、夜といった感じである程度しっかりとした統計はあるものの、果たして、自分たちの届けたいターゲットはその時間何をしているのか?その部分を考えるきっかけ。そこを、考えることによって、時間と力を入れる必要のない時間が分かってくることがたくさんあると思います。

そうすることによって自分たちのやるべきことを減らすことが出来、無駄が削減できる大きなメリットがありますね。

③ものづくりのデザインへの変化

自分たちの設定したターゲットがかなり内向的なのに、悪趣味な金ピカの商品を作っていても売れるわけはない。そうすると目立たないけど、少し他のものと違うものという感じでABCDEF・・・とある可能性の内CやBは消せるな。とか不要なデザインが減り、結果次の作品を制作し出すまでの時間が大幅に削減できると思いませんか?

最初は10個の案を絞るのに数日がどんどん短縮されれば新作アップも早くなると思います。


もちろん、この設定をしたから売れるという訳でもなく、そのまんまの生活を送っている人間はいません。でも、一つの指標を持って投げかける。

ヒットすればその道を突き進めるし、感触が鈍ければ「もしかして、この人たちはもっと早い時間に行動しているのかな?」とか「もっと安価なものを好んでいるのかな?」という事を読んでこちらからアクションの方法を探ることが出来ますよね。

でもこのペルソナ設定をしていない、曖昧だとボールをやみくもに投げ続けている状態でAじゃないからBかCかDか?それともZか?と短絡的に戦略を変えて、その瞬間ぶれると思いませんか?この人たちは何を伝えたいのだろう?という気持ちになられてしまう気がしますね。


そういった意味でもブランド設計をするにあたっては必ず『ペルソナ設定』をオススメしたい。と私は思っています。


なぜなら私もずっとやってこなかったからです。やってこなかったから伸びなかった。うん、全然伸びなかったね(笑)


なのでペルソナ設定をやって初めて少し道が開けた気がします。データに惑わされず、自分たちのターゲットには自分たちの攻め方で攻めようと思えたから皆さんにもこのペルソナ設定をオススメをしたいのです。


私もやりたい!書きたい!投稿したいが前に出ちゃって、ペルソナ設定知ってて、大事なの分かっているのに、やらずに走っちゃっています。そんなときふと「あれ、これは思ってる場所に投げかけれていない」と我に帰らせてくれる。それがペルソナ設定なのかなと思います。

そういえばそんなのやってないわーって思った方、是非とも『ペルソナ設定』してくださいね♪

もし、記事に共感頂けましたら是非とも私たち『hihamo〜ヒハモ〜』のギャラリーの方もよろしくお願いいたします♫




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