こんにちは!やなです。
メリークリスマス🎄
みなさんの枕元にはサンタクロースは来ましたか?
***
卒論、無事に提出できました!
日本語学のゼミに所属している私は、アンケート調査を主に行って卒論を書きました。協力してくださった方、本当にありがとうございました。
私は就活が終わるのが遅く、終わったあとも開放感でなかなかアンケートの作成に手をつけず、調査開始が遅くなってしまい、余計に苦しい思いもしましたが、なんとか形になってよかったです。直前にたくさんアドバイスをくれた指導教員の先生には頭が上がりません。
このブログを読んでいる後輩の方々にはぜひ、調査の分析と執筆は同時に書くように伝えたいですね。
2月の口述試験もがんばります!
***
※この投稿には舞台『赤ひげ』のネタバレが含まれます。
***
先月、舞台を見に行ってきました!題目は『赤ひげ』。
舞台は江戸時代、貧民救済施設である小石川療養所に、主人公である1人の若い医者がやってきたところから物語は始まります。学んできた知識も生かせず、劣悪な環境の療養所を目の当たりにして、不貞腐れた主人公は仕事をせず、療養所の患者や職員とも日に日に関係が悪化していきます。そんな状況下で様々な境遇の患者と接し、彼はどのように変わっていくのか、という成長物語です。
あえて予習をせず、全く内容を知らないまま見に行ったのですが、めちゃくちゃ面白かったです!
医療系のお話なので、劇中で亡くなってしまう患者さんも出てくるのですが、遺族の人や周りの方々が泣いているシーンでは私もつられて泣いてしまいましたし、物語の山場では手に汗を握って鑑賞していました。とても感動しました。
私が特に好きだったのは、しっかり者だけど少し生意気な男の子とその家族のシーンです。貧しさで家族全員分のご飯が用意できず、母親がご飯を諦めようとしているのを見た男の子が、「お腹が痛くなったからいらない」と嘘をついて母親にご飯を譲るのですが、母親が躊躇っているところに、脳の障害を持ったお父さんと小さい妹が「お母さん、食べなよ!」と無邪気に告げるんですね。結局母親はご飯を食べるのですが、「子供の分を奪って……」と泣いているところで、母親の愛情や、やるせなさが伝わってきました。とても良かったです。
舞台のセットがものすごい凝っていて豪華でした。ひとつの舞台装置をくるくる回して(なんという装置なのでしょう?)、場面転換を行っていて、とても迫力がありました。その場にいる手の空いた出演者さんが装置を回していたところも見応えがありましたね。
前の方の席だったので、役者さんの表情もよく見えたのですが、皆さん本当に演技が上手でした!ひとりひとりの存在感が大きくて、特に主演の船越英一郎さんはものすごい迫力がありました。
実は私の好きな女優さん(元アイドル)が出ているのでチケットを取ったのですが、彼女の演技もとても素晴らしかったです。
実生活では優しくて、ふわっとした印象の方なのですが、今回の役は芯が強く、意地悪なことを言われても言い返して果敢に立ち向かっていくような女性だったので、いつもの彼女とはまた違った印象でとても良かったです。演技の幅が広くて素敵ですね。
彼女が出演する舞台挨拶の回のチケットを取ったので、お喋りをしている推しを堪能してきたのですが、出演者の皆さんとの仲の良さが伺えてとても良かったです。
話していたエピソードもとてもかわいらしくて和みました。元気そうで本当に良かったです。
また、今回見に行ったのが明治座だったのですが、ああいった大きい劇場って、幕間にお弁当を食べる文化があるんですね。けっこうな数の観客が観客席やロビーで購入したお弁当を広げていて、面白いなあと思いました。
私は1番小さいアサリのお弁当にしたのですが、とても美味しかったです。アサリがたくさん入っていて食べ応えがありました。次明治座に行ったときは、大きいお弁当にも挑戦してみたいです。
ミュージカルは以前見に行ったことがあるのですが、舞台を見たのははじめてだったので、すごく良い経験になりました。大満足です。
これは舞台にはまる人の気持ちもわかりますね。
***
赤ひげ – 明治座 公式サイト
ついこの間、千秋楽を迎えたようなので、今回はこの話にしました。やっと書けました。
***
推しバンドがまたおしゃれなMVの新曲を出しました。
SEKAI NO OWARI「最高到達点」
対バンツアー、楽しみにしています。
それでは今回はこの辺で。良いお年を。やなでした!