2023/11/25 水族観

水族館の元飼育員のエッセイ漫画を読んだ。

水族館は好きだ。最近は(と言っても夏ぐらいだが)海遊館と名古屋港水族館に行った。特に名古屋港水族館は海獣類と専門の解説展示が充実していてすごく良かったな。骨格標本とかもあったし。”水族館も博物館の一種である”という気概が感じられるようだった。

やっぱりイルカとかシャチとかベルーガって良いよな。永遠の憧れの1つかも。イルカとシャチのプールは複数が繋がってるのか頻繁に移動したりしていたがそれはそれとして水槽がめちゃくちゃデカい。確かイルカ水槽としては最大級だった気がする。ちょっと薄暗いなかから光差す真っ青なプールの水中を縦横無尽に泳ぎ回る数々のイルカ達を観るのはスクリーンに映された超高画質動物ドキュメンタリーのようだ。寝室の壁にしたいくらい癒やされる圧倒的清涼感だった。

めちゃくちゃいる
泡を出してルーティンで遊んでるやつもいた

幼少期は水族館の飼育員とか動物園の獣医とかが将来の夢だった。動物が好きだったのでその方向に進みたかったのだがそういう方向は理系じゃないと無理だろうと親に言われ小学校高学年で断念した。当時から文系科目で生きていたので……でも『動物のお医者さん』は当時から愛読書です。

最近は水族館も人が増えてきたので渋滞したり密集したり煩かったりで嫌なんだよなあ……。博物館とか美術館でも言えることだけど。人間さえいなければもっと落ち着いて鑑賞できるのに……と思う場面が多々あるのはもう仕方無いんだろうか……。マスクしてる人も随分減ったし、もう”無い”ものになってるんだろうな。他の病気だっていくらでもあるのに。

願わくば、静かで孤独な水族館に行きたい。まるで水中のような。


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