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京都紀行文②

2日目。行きつけのホテルは四条烏丸あたりなので非常にアクセスが良い。僕は四条辺りが好きで、夜散歩に出かけたりする。
お世話になっているホテルは朝食が非常においしく、(写真は撮っていない)満腹の状態で出発できるのが助かる。(1日目はこちら

御金神社

烏丸を北上し、二条城の方面に歩いていくと、閑静な住宅街の中に御金神社が現れる。金属と鉱物の守り神である「金山毘古命」を祀った神社である。
どこに行こうかなあと検索していて、金色の鳥居が印象的だったので行ってみることにした。

名前の通り、金運・招福・開運に御神徳があるそうだ。境内はかなりこじんまりとしていたが、きちんと掃除されていて、綺麗な場所だった。
おみくじを引いた。大吉だった。「神を信じてひたむきに頑張りなさい、今金運がよくなっている(意訳)と書かれていた。

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上賀茂神社

そこからさらに北上し、バスに揺られること数十分。
こちらも色々と検索してみて行ってみたかった上賀茂神社にやってきた。
神社前のロータリーは工事中になっており、人もほとんどいない。
神社に歓迎されているときは人払いが起きるというので、歓迎されている証拠だろうか。

上賀茂神社は賀茂別雷大神をお祀りする神社で、厄除けや雷除けにご縁がある。677年に建立された、由緒正しき神社なのである。

上賀茂神社は世界文化遺産にも登録されている神社で、非常に美しい造形がに感嘆が漏れる。もちろんそれだけではなく、洗礼された空気も素晴らしい。

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しかしおみくじは凶。「調子に乗りすぎるな(意訳)」とカツを入れられた。境内は非常に広く、小川が流れ、緑豊かである。本社に参拝したというのに、なぜだかまだ物足りない気がする。

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二葉姫稲荷神社

小川の奥に呼ばれるように歩いていくと、真っ赤な鳥居が現れた。稲荷神社である。前の記事で述べたように、僕は稲荷系との縁が深いと思っているので(実際には個人的にすごく好きなだけかもしれないが)こういう形で偶然出会えるのは嬉しい。

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のんびり階段を上っていくと、龍神様を祀る社など、いくつかの社が点々としていた。

しかし、この神社は悲しい曰くで建てられたものらしく、人によっては合う合わないがある神社との事だ。もし合わないと思ったら無理に参拝しないことをお勧めする。

帰り際に、神社の前でやっていたお茶屋さんで一息つくことにする。名物の「やきもち」を初めて食べたが、これはおいしい。お土産にしようかと思ったが日が経つと固くなってしまうらしく、断念した。

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四条河原町~新京極

バスで四条河原町まで戻り、新京極をぶらぶらする。ここもまた、疫病の影響のせいかシャッターが閉まっている店が多くなっていた。少し寂しい気持ちになる。案の定人も少なく、数年前のにぎやかさはない。

祇園四条駅前にある「菊水」というレストランで古くからの友人と食事の約束をしていたのでそこまでやってきた。
大正5年から営む洋食レストランはレトロな雰囲気がたまらない。ちょっと奮発したコースを頼み、のんびりと夜を過ごした。

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鴨川で酒を飲むのが好きなので鴨川でぼうっとしながら酒を飲んだ。取り留めのないことを考えながら風にあたると、心が浄化されていくような気がする。2日目の夜は、色々なことを考えながら床に就いた。

~続く~

有意義に使わせて頂きます。