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免許更新とパニック障害。殺気だつ職員さんに救われる。

5年ぶりに免許更新を知らせるハガキ
が来ました。

もう5年経つか。

手続きしに、警察署へ。

老若男女、たくさんの人で
ごったがえしていて、
処理する職員の人たちの
(早くこなさないと!っていう)
苛立ちもすごい。

その苛立ちをもらってしまうHSPには、
過酷な状況。
ヤバイな。
と思ったら、やっぱり来ました。
脳内にゾゾゾ。
お腹もしくしく。

とりあえず、呼吸を整え、
身体の力を抜き、
今のやれやれな感情のままの
表情と姿勢をとり、
壁をボーっと見つめて
しばらく様子見。
(こういう時は、
 どうしよう。をとりあえず考えず、
 私、平気ですから。
 なふりをしたりせず、
 あーやれやれ、またかよー。
 めんどくせー。
 って、ふてくされる方が
 全体的に楽になります。
 お試しあれ)

ふと、思う。
そうか、5年前は、
まだパニック障害は発症して
なかったんだな。

まさか、こんな悲惨な5年になるなんて
想像もしてなかったよね。

それでも、
パニック障害が最も苦しかった
時期をなんとか通過し、
今はドキドキしながらも、
1人で免許更新にもこれるようになった。
濃い5年だったわ。
ま、いつまた悪化するかわからないん
ですけどね。笑。

その後も、
何度も脳内ゾワ~。
元に戻る。
脳内ゾワ~。
元に戻る。
を繰り返して、なんとか更新完了。

よかった。ほっ。

パニック障害持ちにとっては、
なかなか疲れる免許更新。

でも、今回、ある人の存在で、
私のドキドキゾワゾワがかなり
軽減しました。笑。

それは、優しく声をかけてくれた人。
でもなければ、
てきぱき美しく仕事をこなす人でもなく。

めちゃ、イラつきながら視力検査を担当
しているお兄さん職員。

あからさまに、イライラしていて、
あまりサクッと正解を答えられない
お年寄りなんかには、
対応がめちゃくちゃからい。

手元でさばいている書類も、
机に叩きつけているような感じ。

この時点で、すでに笑えてくるのですが、

おまけに、
立ったり、座ったり、
ハッキリ言って、動線が悪すぎる。

もう、爆笑でしょう。

くそ忙しいのに、動線が最悪なんて。

彼は、今、
全然楽しくないし、
イライラしてるし、
多分何かに怒っている。

けど、

サクサク手は動いている。
必死。

オーバーヒートしている車が、
意地でも走り続けてやる。
みたいな、やけくそ感。
1人でわー!!ってなってる感とか。

かっこつけてなくて、
感情そのまんま丸出しの姿が、
もう、なんだろ。
いとおしさすら湧いてくる。

人間ってそういうものよね~。
面白すぎ。

すっかり、ほっこりしてしまって。
そしたら、おかげさまで、
私の心も身体はリラックス。

それにしても、
職員全員が、
早くテキパキ処理しないと!!
っていう殺気がすごいよね。

しかも、
建物も古くて、暗くて、狭くて、
机等々の備品も、昭和のままで、
動線も悪すぎる。

ザ・ガマン

をわかりやすく再現しました。
みたいな場所で、

働く人も更新に来る人も
誰もハッピーでない場所って、
変えた方がいいよね。

もうちょい、
警察署に予算おりないのかしら。
職場リフォームして、
人員増やすとか。

職員の方が、快適に働いて頂く事が
国民を幸せにする事につながると
思うのだが。

免許更新、
ほんとに嫌味とかじゃくて、
純粋におもしろかったわ~。

次の更新の時、
私のパニック障害はどうなっているのか。

生きてるか死んでるかも
分かんないんだから、 
考える必要ゼロよね。
未来への不安は、ゴミ箱にポイよ。

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