WebFP事務所

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● WebFP事務所代表FP ●一級ファイナンシャル プランニング技能士 ●元・大手投資銀行 金融市場部門トレーダー ●コピーライター

マガジン

  • 金融・経済・社会・情報商材

    日頃思うこと

  • FX取引(外国為替取引)をまじめに勉強したい方へ

    FX取引(外国為替取引)は資産形成に役立つことは間違いありません。しかしながら、誰でも知識無しで簡単に利益が得られるものではありません。 大手証券会社の金融市場部門で20年以上最前線でマーケットと対峙してきた金融のプロが基礎から考え方をお伝えしていきます。

  • 小説?かな

    超短編小説、短編小説、フィクション、ノンフィクションと ジャンルはばらばらです。

  • アフィリエイターに挑戦

    普通のオッサンがアフィリエイターを目指します

最近の記事

新NISAで取り組むべき投資先と考え方

新NISAで取り組むべき投資先と考え方について記事を書きました。 ご参考にして下さい。 https://webfp.online/2023/12/31/新nisaで取り組むべき銘柄と考え方/

    • 異次元緩和終焉の影響

      株式、為替、債券(金利)、金、原油等、様々なマーケットがありますが、その中でもやはり、株式、為替、債券はマーケットの規模や取引量から最重要と位置付け出来る資産です。 この3つの資産は影響を与え合い、一定の相関関係にあります。 異次元緩和のもと、日本は相対的に低い金利であった為、調達通貨として世界のマーケットに流動性を供給し続けてきました。 それは円キャリートレードと呼ばれ、 円を調達(借入)→円売却 →外貨買い→外貨で運用とい形態です。 円/米ドルを例にすると、 安い

      • 経済の仕組みとマーケット

        経済の仕組みとマーケットについて、現在のマーケットはとても分かり易い動きになっていますので、以下に少し説明したいと思います。 先ずは経済のサイクルについてです。 景気が良くなっていく時、悪くなっていく時に起こることは何でしょうか。 スタートとして、好景気になっていく時に起こることから確認していきます。 1.👉財(モノ)、サービスが沢山売れる 2.👉会社が増益になる 3.👉株価上昇 4.👉賃金上昇 5.👉更にモノが売れる 6.👉モノの価格があがる 7.👉インフレを抑制する

        • マーケットの趨勢

          マーケットの趨勢を考える時皆さんは何に注目しますか。 多くの方は同じだと思いますが、私が常に気にしているのはお金の流れです。 更に、発表される経済指標はお金の流れに影響与えますので当然チェックします。 お金の流れさえ見誤らなければ見通しが大きくズレることはありません。 継続的にお読み頂いている方はお分かりだと思いますが、私はマーケットの方向性は殆ど外しません。 では、現状はどうか。 マーケットの起点は日本の金利です。 日本の金利が異常に低い為に、円キャリートレード

        新NISAで取り組むべき投資先と考え方

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        記事

          引き篭もり 【私のiDeco 】vol.8

          皆さんはご存知ですか? iDecoは60歳になるまで引き出しが出来ません。これは法律で決まっていて、例外規定は実質的に無いといえます。 そんな私のiDeco。 金額が約1,500万円あります。 引き篭もりな故に運用するしかありません。 6月から運用を再開して現在約50万円ほどの利益になっています。 マーケットの変調を予想して一度キャッシュポジションにしましたが、ひと月程経過したところで、先日、運用商品を買付しました。 為替がもう少し円高にシフトするのを待ちたかったので

          有料
          300

          引き篭もり 【私のiDeco 】vol.8

          植田日銀総裁発言=年内マイナス金利政策修正の可能性について

          9月10日(日)植田日銀総裁は報道機関のインタビューに答えるかたちで、「条件さえ整えば年内にもマイナス金利解除の可能性はあり得る」、更に「解除の前提となる条件についても年内に整う可能性はある」という内容の発言しました。 私はこの報道を見た瞬間、これは大きな影響が起きるとイメージしました。 大きな影響を受ける可能性がある現在の状況を以下に列挙します。 ・マイナス金利政策の影響で内外金利差が大きく現在も健在である円キャリートレードへの影響。 ・金利が相対的に非常に低い日本円は調達

          植田日銀総裁発言=年内マイナス金利政策修正の可能性について

          異次元緩和解除の可能性

          植田日銀総裁が新聞社のインタビューで年内にもマイナス金利解除の可能性はあり得ると発言しました。 就任以来、金融緩和維持の方針を頑なに堅持してきただけに、この発言は非常に重く、週明けの債券市場は年内解除の可能性を織り込む動きになるのではないでしょうか。 内外金利差を背景とした円安が進んでいることへの牽制という意味合いも考えられますが、これまでの慎重姿勢を考慮すると、マイナス金利解除の前提条件についてもその可能性を認めざるをえない経済データが揃ってきていると考えてよいのではな

          異次元緩和解除の可能性

          雪解けの季節 完結編

          ********************* まえがき 国内最大手証券の敏腕為替ディーラーの大澤は常連になっていたラウンジで大学の後輩でもあるさとみと出会う。 2人は惹かれ合うが幸せな時間は短く大澤は理由も告げず一方的に連絡を断ってしまう。 さとみは大澤と同じフィールドで活躍することで彼への思いを断ち切ろうと考え同じ会社の入社試験に挑み見事に合格を果たす。 さとみは才能を発揮しその活躍は誰もが知るところになっていく。 そして、それは大澤との再会に繋がっていくのだった

          雪解けの季節 完結編

          為替に関する考察

          米ドルについては155円を予想するストラテジストも現れましたが、そもそも現在の円安水準は内外金利差の拡大が主な理由です これから、利上げの最終局面を迎え、来年には利下げサイクル入りすると予想されている米国 年内の更なる金融政策変更の可能性は小さく、来年以降に異次元緩和からの脱却を模索すると予想される日本 年末に向けて、ドル売り円買いポジションを積み上げていく戦略はアリだと思っています 今の日本の金利水準が間違い、或いは修正必至だとすると、今の為替レートも修正されるタイ

          為替に関する考察

          夏風邪に注意しましょう

          夏風邪をひいてしまいました。 油断してました 強烈な悪寒と頭痛、、、 一人暮らしの私には孤独感も 合わせて襲ってきます 日常普通にマーケットと対峙出来る ことへ感謝したくなります 皆さん、夏風邪にご注意くださいね

          夏風邪に注意しましょう

          私のiDeco

          私のiDeco約1,500万 解約して引き出したいのに 引き出せないiDeco 仕方ないから運用してます この3カ月で+47万くらい 運用先は頻繁に変えます 興味ある方は👇👇👇 現在はキャッシュポジションです。 評価を見たい方は👇👇👇

          有料
          100

          過去の言動から植田次期日銀総裁の方針を予想

          植田次期日銀総裁が日銀の審議委員だった頃の言動や実績、その後の対談や寄稿等から黒田総裁退任後の趨勢を予想してみました。 先ず最初に植田氏はタカ派ではないと認識しておきましょう。 彼が審議委員時代に行った印象深いイベントが2つありますが、一つが量的緩和解除に対して反対票を投じたこと、もう一つが現在のフォワードガイダンスと呼ばれている、マーケット参加者の期待に働きかけた時間軸効果の導入と実施です。後者においては中心的な役割を果たしました。 経済活動を支える為の施策として総裁

          過去の言動から植田次期日銀総裁の方針を予想

          日本の長期金利についての考察

          米国地銀の相次ぐ破綻、スイス大手金融グループの経営不安などが重なり、 世界的に金融不安への序章ムードがやや拡がって、先に政策金利を正常化し、過度なインフレ抑制の為利上げを行ってきた欧米の金利に下げ圧力がかかったことを受け、 日本の長期金利は日銀が金融政策の一つとして行っているイールドカーブコントロールによる長期金利(=10年国債利回り)の上限0.5%を大きく下回る0.2%台前半まで下がる場面がありました。 そもそも、3月10日の金融政策決定会合現状維持を受け、長期金利上

          日本の長期金利についての考察

          735兆円GDP対比1.3倍

          こんなにも膨らんでしまったのか、という感じです。 735兆円。日銀のバランスシート総額です。実にGDP対比1.3倍。 バイバイ、って感じです。 日銀は他を圧倒的に凌駕する株式及び国債の筆頭保有者です。 特に国債の大量購入は正に財政ファイナンスそのものです。 植田次期総裁は現在の長短金利操作付き量的質的金融政策の扱いを慎重に検討しなければなりません。 現在マーケットでは、金融緩和政策は継続するが、長期金利の操作はそのターゲットを上げるか、或いはターゲットとする年限を

          735兆円GDP対比1.3倍

          雨宮氏の次期日銀総裁辞退理由を考える

          日銀の次期総裁に元審議委員の植田氏が内定しましたが、有力視されていた雨宮現日銀副総裁は何故に辞退したのか、考えたくなります。 雨宮副総裁は現在の長短金利操作付き量的質的金融緩和政策を理論的に支えてきた中心人物の一人であり、また日銀生え抜きであることから事務方との意思疎通も盤石であることが知られています。 現在の複雑な金融政策を継続しつつ、マーケットに大きな衝撃を与えることなく少しずつ緩和政策を解いていくには正に適任と考えた人が多かったはずです。 本人も最近では公の場でコ

          雨宮氏の次期日銀総裁辞退理由を考える

          次期日銀総裁、植田氏の方向性

          日銀の次期総裁は有力視されていた雨宮氏が辞退し、元日銀審議委員の植田氏に決まりました。 植田氏は速水総裁の下で導入されたゼロ金利政策や量的緩和政策を理論的に支えた人物であることから、基本的に金融緩和政策については否定的な立場ではないと思われます。 一方で、以前に長期金利の操作についてはその難しさを指摘し微調整には不向きだと指摘しています。 したがって、当面は金融緩和政策を維持しつつも、イールドカーブ、特に長期金利の上限目標については慎重ながら見直す可能性はあのではないか

          次期日銀総裁、植田氏の方向性