10月14日（土）は山中湖を起点に舗装路林道でロードバイクライド。気温がだいぶ下がってきた富士五湖の、しかも標高が高い林道なら紅葉も進んでるかな？ということで偵察ライドです。
バイクはスペシャライズドルーべ、タイヤはパナレーサーアジリストDURO TLR 30Cです。シューズはLake CX402（メイストームカスタムデザイン）。

まずはライド全体のルート動画から。Reliveムービーにライド中に撮影した動画を追加しています。

林道へのアクセスは、富士散策公園から富士吉田忍野IC経由で東富士五湖道路沿いに出て、山梨県道701号〜716号で富士北麓公園〜富士桜高原別荘地。
国道が大幅に回避できるので、富士五湖を巡るときなどもこのルートは多用しています。

富士吉田忍野IC前では富士山が前方に見え、雲も秋らしく高そうなので、今日は1日富士山がよく見えそうな予感（当たりました）。

別荘地から富士レイクサイドCC（全然レイクサイドじゃないよなぁといつも思う・笑）の横を通って林道鳴沢線にぶつかり左折すると、ピークまでは15キロくらいのロングクライムになリます。

林道といっても最初はセンターラインのある整備された太い道です（しかし勾配はこのへんが一番きついんですよね・笑）。
それもそのはず、その先にはふじてんがあるんですよね。10月29日でマウンテンバイクのシーズンも終わるらしいです。

ふじてんのエントランスの右に林道が続いていて、林道鳴沢線の看板が設置されています。ここからは細い林道らしい道になります。

ここからの鳴沢線は植林地帯を進みますが、数キロ行くと伐採されたエリアに出て、左手には晴れていれば富士山が見えます（見えました。下の写真よりは実際はずっと大きく見えます）。

そしてすぐに交差点に出ますが、左折以外はゲートが閉まっているので迷いようがありません。曲がると林道軽水線になり、しばらく富士山が正面に見えますが、ほどなく植林地帯に入ります。

最初はそれなりに勾配がありますが、ほどなく緩んで、林の中をスムーズに進んでいけます。1箇所、視界が開けて、右手には富士山、左手には富士五湖方面の絶景が望めるポイントがあります。

また植林地帯に入り進んでいくと、林道軽水線の終点の看板が右側にあり、ここからが林道富士線になります。
その後はすぐに鋭角の左カーブになりますが、このあたりは林道と富士スバルラインがよく似た形で並んでいるんですよね。右側の白い道がスバルラインです。

この鋭角カーブを過ぎると勾配が少し増しますが、ピークはもう近くて、上の写真の35キロ地点くらいで標高1865mくらいのピークになります。眺望もピークを示す表示も全くありませんが。

ピークから少し下ると、有名な林道富士線の絶景スポットに到着します。背後には富士山が、前方左側には朝霧高原から本栖湖がはるか下に見えます。遠くには南アルプスの山々まで。ほんと感動的です。でも、紅葉はもうちょい先が盛りのようです（笑）。

ここからもどんどん下り、途中でスバルラインの下をくぐり、しばらく並走する区間があります（そこは唯一の登り返しになります）。
ダウンヒルは、木漏れ日で路面が見えにくいところでアスファルトが崩壊していたりで、結構気をつかいます。太めのチューブレスタイヤがおすすめです。この日はパナレーサーアジリストDURO TLRを3.8気圧で乗りました。

最後に吉田口登山道を横断し、20mほどのグラベルを過ぎると、中の茶屋と馬返しを結ぶ車道にぶつかります。そこを中の茶屋方面に左折し、1キロちょっと荒れた舗装路を下ると、吉田口登山道沿いで300年以上の歴史がある中の茶屋があります。
NHKのよみがえる新日本紀行に昔の中の茶屋が登場していて、当時の経営者のおばあちゃんがいい味出してましたが、今はそのおばあちゃんも亡くなり、富士吉田市が管理運営しているようです。

登山シーズンが終わり、中の茶屋も閑散としています。お店は10月末までの営業とこのと。この日は肉うどん大盛り（650円）。肉はもちろん馬肉のしぐれ煮です。コシがかなり強い吉田のうどん、好き嫌いはあるかもですが最高です。

しばらく往路と同じ道をたどり、最後は忍野村を回ってから山中湖に帰還しました。

ということで79キロ、獲得標高1373mのライドでした。ほんと素晴らしいコースで、山中湖を訪ねてきてくれた友人を何度もアテンドしています。12月10日くらいから冬季閉鎖になるので、それまでに何度か行こうと思っています。

この日のライドのGPSデータはこちら。