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テトラヴォイス感想(宝塚ホテル2/8)轟悠様はやっぱり凄い

観劇してきました。感無量です。
断片的な感想メモです。

会場/席

宝塚ホテル一階「宝寿」にて。ディナーはなくショーのみでした。幸運にも比較的前のほうのテーブルでした!今年の運使い果たしてます。席にはペットボトルのミネラルウォーターが二本、「ⅣVoice」ロゴのラベルでした。プログラムは2/8 18:00~の日時のみ書かれていましたので、毎公演毎に変えているようです。
また、ロゴと四人のサインがプリントされたマスクケース(チケットケースかも?)も置いてありました。もったいなくて使えません。しばらく部屋に飾ってます。
ステージは中央に階段。その両側に「Ⅳ」のオブジェが2つずつ並び、ブルーを基調とした照明がきれいでした。

感想

私は宝塚にはまってまだ三年程度。日が浅いながらも、数々の名曲を聞いてどこか懐かしい気持ちになりました。
この四人がこの時に同じ舞台に立つなんて…。とんでもなく貴重なものを観てしまいました。このご時世だからこそなおさら、生演奏、生の歌声、生の姿はこんなに素晴らしいものなのかと実感しています。

轟悠様

私は轟悠さんファンなので、轟さんを必死で視界に入れていました。
轟さんは全てがかっこいい!宝塚の男役像は様々あるかと思いますが、私は轟さんの男役が大好き。ただ、男役を演じられているようには見えず、男そのものに見える訳でもなく、でも確実に宝塚の男役としか言えない存在。うまく表現できないことが歯がゆいです。
華奢なのに存在感が太い。濃い!!また虜になりました。
物凄い声量で会場中を圧倒されていました。歌を聞かせられたというよりは浴びせられた、という感じ。
曲が終わった時の指先、轟さんの力の抜け方は絶品です。暗転時のシルエットも美しい。どの曲も素晴らしかったですが、特に印象深かったのは以下。

「The Greatest Show」歌いながら一人ずつステージに出てこられて、轟さんが中央の階段から出てこられた瞬間。感極まって涙が。。

風共「Night And Day」髭のついた棒を顔の前で持つ轟さんがかわいかったです。

「栄光の架橋」四人のハーモニーが美しくて強い。涙なくして聞けません。

トーク

笑いの絶えない四人のトーク。お客さんを笑わせようとしているのではなく普段からこんな感じでおしゃべりしているんだろうなと思わせる、絶妙なテンポとバランスのトークが面白かったです。轟さんが「四人四様」と仰っていた場面があったのですが、まさにその通り。
「宝塚歌劇を代表して」「生徒達は裏で涙を流しながら頑張っている」という轟さんのお言葉には、轟さんの立場だからこそ独特な重みがあります。

ラストのサプライズ

全てのショーが終わって照明が明るくなり、規制退場のアナウンスを待っていたら。
「四人からの希望で、お見送りをしていただきます」
なんと四人が再びステージに!一列目のテーブルから順に立ち上がり、ステージの前を通ってから会場を出ることに。四人は手を振ってお客さんをお見送りしてくれました。
距離近い、目見れない、無理。とんでもないサプライズでした。このあたりの記憶がない!焼き付けたかったのに。会場を出ると涙するお客さんたちの姿があちこちに。私も一人感動を噛み締めていました。
言葉にならない幸福感と、終わってしまったというさみしい気持ちと、色々な感情を抱えて帰路につきました。

あっという間の一時間半。大げさでなく本気で生きる糧を受け取りました。
これからも轟さんについていきます!

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