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不登校のきっかけ

●私の生きづらさ体験

私は、小学校1年生の頃から不登校でした。
幼稚園の頃から登園渋りがちで、今から振り返って考えてみると様々な要因が重なって、学校に行かない選択を取ったのだと思います。

幼稚園生の頃、「ゲームキューブ」が流行っていました。スマブラやマリオカート、太鼓の達人など。

その頃はゲームが家になく、買ってもらうこともなかったので、友だちの家に遊びに行っても遊びの輪になかなか入れない、ということがありました。

そんなこともあり、当時好きだった「電車」で一人遊びをすることが多かったように思います。

プラレールを家の中で走らせたり時刻表を読んで旅行のようなことをして遊んだりしていました。笑

友だちと遊ぶ機会が少ないまま、幼稚園でもなかなか馴染むことができず、どこか浮いたまま行ったり行かなかったりと過ごしていました。

その後ほぼ同じメンバーで小学校に上がり、状況が変わることもなく、「孤立」していました。
先生から見ると協調性がないなど、問題のある子だと思われていたかもしれません。

小学校では入学式の次の日から休み、その後もさみだれ登校のような感じで、「学校には行きたくない」と思いながら家で過ごすことが多かったです。

小学校に上がってから変わったこととは、周りからの「学校に行きなさい」というメッセージが強く感じられたことかなと振り返って思います。

「義務教育だから行かなあかん」といったように言われていました。「学校に行ってないのに外で遊んだらあかん」と言われてますます家にこもるようになりました。

学校を休んでいると先生が毎朝迎えに来ることがあり、柱や扉にしがみついて必死に抵抗していたのを覚えています。

その頃から学校に対するイメージは、しんどい、つらい、何か強制されるところ、とマイナスのイメージばかりが強くなっていきました。

(Webメディアいちる投稿 2017年7月30日)


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