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自己肯定感

日本で生きてきて、当たり前だと思っていた常識が当たり前じゃなかった。こんな話を海外から帰ってくる人達からよく聞く。でも、その感覚って聞かされるだけだと、そんなこともあるんだ〜。って他人事で聞いてる自分がいた。そんな感覚を肌身で感じたい。僕という人間を一変してしまう違った常識に出会いたい。そんなことが楽しみで、いまを生きています。

ある人からこんな話を聞かされたことがある。
ある高校生たちがグローバル大学について語り合う会議。文学科学省の人や大学の教授がいる中、ある開成高校の男子学生が、「僕が今の日本の教育に足りないものは、自己肯定感だと思います。僕自身、これまで小、中、高と日本の学校で教育を受けてきましたが、一度として自己肯定感を養う教育は受けてきていないんです。だから僕は、高校を卒業したら日本の大学には行きません。海外の大学に進学します。」
と勇気を出して言った会議。大人たちは彼の言葉を聞いて本気で向き合った解答をしていなかったという。

僕がこの話を聞いた時、確かにって思った。
例えば、「何か質問はありますか?」って聞かれた時。シーンってなった時ってよくありませんか?僕はよくあるし、なかなか自分が思ってることをその場で言うことが恥ずかしかったりする。その気持ちの裏には、もしかしたらこれ言ったら他人に笑われるかな?とかそんな感情があるのかもしれない。そんな環境が幼い頃から今まで当たり前にあって、その環境にずっといるからそれに慣れてきてしまっている自分。日本人にはありがちな傾向なのかも。でも自己肯定感って自分の意見や存在を示すことで最も重要なことだと思う。

これをみて、日本じゃ当たり前の感覚が世界じゃ全く通用しないって思って、焦ったりする。これからたくさんのことを見ていくけど、自己肯定感っていう観点から日本の教育に足りないもの。日本の常識の基準が低いことをたくさんあじわっていきたいと思う。そんなことって肌身で実感した人じゃないとその常識は変えられないんじゃないかな。まずは日本人にどれだけ自己肯定感が足りないのか。って事実を肌身で感じたい。


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