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お金のロードマップ88話 ユダヤの商法vol.7 薄利多売は儲けられない

今回は88話ということで、『8』にまつわる数字の話を冒頭少しします。
『8』という数字は漢字で『八』と書きます。
皆さんもご存知のとおり、末広がりの形をしているため、縁起が良いとされています。
風水においても8は“最高の数字”とされているため、とても人気な数字の一つです。
中国では日本以上に8という数字にこだわりを持っており、8と『發』の発音が似ており、“お金が儲かる”という意味の『發財』が連想されることから縁起が良いとされています。
車のナンバープレートでも末広がりの8を希望する人もあり、意図を持って数字を選択しています。
他にも1や3や5にも意味がありますので、興味がある方はぜひ調べてみてください。

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薄利多売は儲けられない

薄利多売は読んで字の如く、小さい利益だけどもたくさん売って儲けを出すということです。
日本の商人はたくさん仕入れ、小さい利益を出し、たくさん売る事で収入を得る形をとっています。
ユダヤ人に言わせれば、『たくさん売るならたくさん儲けるべきだ』と当然のような返しがきます。
しかし残念ながら日本とユダヤの歴史ではユダヤの歴史のほうが長いため、それだけお金に対する考え方がしっかりしているのです。
いかに安く売るのかではなく、いかに厚利が出るように売るのか考えることが大切ですね。
消費者側から見れば安くて良いものが買えればいいと思いますが、経済全体で見た時に動く金額が大きいほうが経済はより良く回ります。循環するお金が少なければそれだけその国の経済は衰退していきます。

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お金持ち目線の商品

商品を流行させるためにはお金持ちの間で流行り出すものと大衆の中から流行り出すものの二つがあります。
お金持ちの間で流行り出すものは息が長いと言われています。そしてお金持ちの間で流行ったものが大衆に行き着くまでに2年はかかるため、2年は儲けることができる計算になります。
しかし、大衆の間で爆発的に人気を出した商品は長く続かずすぐに忘れ去られます。
人は誰しも自分よりワンランク上のクラスをみて、せめてそこには手を伸ばしたいと望むものです。お金持ちや上流階級と呼ばれる層は、大衆にとって憧れの的です。そのお金持ちたちが買う高級品が大衆のところに行き着くまでが2年です。その間はお金持ちを相手に『厚利多売』が成り立ちます。
そして稀少価値を持たせることで利幅はより大きくなります。そして希少性が高いと言うことは他の人はなかなか持っていないというわけでそれは自尊心を満足させてくれます。だからこそお金持ちをターゲットにしていく必要がありますね。

まとめ

①薄利多売では儲けは期待できない
②たくさん売るならたくさん儲けるためにどうするか考えるべき
③大衆よりお金持ちをターゲットにすることで儲ける

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