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お金のロードマップ69話 夢と金vol.5 機能はお金にならない?!たくさん売って稼ぐ時代は終わっている

前回のまとめですが、
①機能ではなく意味を売ることで競合がいない状態をつくることがてきる
②『〜だろう』という思い込みは相手目線ではない
でしたね!
改めてお金を稼ぐために何に価値があり、どう見せていくのが大切なのか考えさせられました。
何か新しいことをするために我々はことある度『付加価値』と言いますが、その付加価値は『意味』ではなく、『機能』に過ぎないということだと気づきました。
競合がいないゾーンを見つけ、意味があることに価値を見出していくことが必要だと感じました。

機能はお金にならない

私たちがするべきことは富裕層に目を向けた売り方と富裕層ではない人にどう商品を買ってもらうのかという2点を考えなければなりません。
富裕層ではない人の数が圧倒的に多いからです。
数を売ることが現実的ではない問題に少子化が挙げられます。顧客の数が減ってきています。
西野さんは著書の中で『今、150円で売っているおむすびを300円で買ってもらう技術を身につけなれけばならない』と述べています。
要するに『意味をつける(ブランドにする)』ということが必要ということです。
少し前であれば『美味しいお店』と『美味しくないお店』があり、差が生まれていましたが、現代はインターネットの普及により情報がすぐに得られ、『美味しいお店』しかありません。
そんな中で美味しいお店の差はほとんど生まれません。食べるのはプロではなく、味の差がわからない一般の顧客だからそのお店に行く意味が必要になるということです。そこのお店でなければならない意味を持たせることが大切ですね。

話はそれますが、お金の話にしてもその人でなければならない理由があるはずです。資格を『機能』とするのであれば、お金持ちであるという状態は『意味』になります。だからこそお金持ちと繋がるということが必要です。目指すべき状態の方から学ぶ必要があります。証券会社に勤めているとかFPの資格を持っているというのは『機能』でしかないので、その人たちがお金持ちでないのであれば、その人を頼ったところで最適解ではないでしょう。国が推進しているNISAやiDecoは国の人が作った制度ですが、周りの人でNISAやiDecoのおかげでお金に不自由していない生活をしている人はいますか。
•••そうです。答えは出ていますね。

満足ラインを見極めろ

日本人ほど職人気質な人はいないと思います。そして頑固で融通が効かないという人も多いように感じます。
しかし、その性質がわれわれを苦しめていることに気づきましょう。
私たちに必要なのは『時間』と『お金』です。
限られたリソース(資源)をどのように確保していくのか考えていくことが大切です。
西野さんの素晴らしい言葉を紹介します。
資源の分配を制した者が勝ち、資源の分配を考えなかった者が負ける
というものです。
当たり前のようですが、周りを見渡せばどれだけの人がこれをできているでしょうか。

お客さんが満足する満足ラインを超えて提供したものはハイスペックとは呼ばないと西野さんは言います。
確かにそうだと思いました。
満足ラインを超えた部分はもはや自己満足かもしれません。そこに時間をかけてしまえば、お金は稼げません。満足ライン以上の物にはお客さんは判断しません。『美味しい』『美味しくない』のラインは言わずもがな判断が入りますが、『美味しい』のであればそれをどこまでも追求しても値段は上げられません。『美味しい』と思うのに対して値段の答え合わせができるので、いくら技術をあげてもその付加価値にはお客さんは気づきません。
満足ラインを超えた場合、それはオーバースペックと言います。
自分の限られた資源(時間やお金)をお客さんが判断できない領域に投資するのはやめましょう。

まだ途中ですが、本書は全日本人が読むべき本だと思います。1ページめくるこどにワクワクしてきます。
読書を始めたいという人はぜひ本書からと推したいです!!

まとめ

①お客さんが減っているなか機能ではなく意味(ブランド)を売らなければお金にはならない
②オーバースペックを理解して、限られた資源をフル活用しよう

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