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なんてことない 日記 - Coulrophobia & Koumpounophobia

最近の、うちのいとはんのお気に入りは『科学漫画サバイバルシリーズ』。あんまり好きやないと言って憚らない 児童いきいき放課後事業(通称 いきいき)も『科学漫画サバイバルシリーズ』読みたさに通ってくれるから、お父ちゃんもお母ちゃんも大助かりで御座る 🥰

今日も入浴時に、いきいきで読んだ『新型ウイルスのサバイバル』の話をしていましたが、


子供「ほんでな、ケイは血液恐怖症やねんけど 👧 」

私「ちょっと待てぃ !!  👩 」

子供「千鳥? 👧 」

私「待って待って、ケイくんは医大生やんな? 👩 」

子供「せやで、ほんでな 未知のウィルスに感染したハイエナがな... 👧 」

私「何で医大生が血液恐怖症やねーん、医大生とはいえ 目指すところの医療従事者は一般人の比ィやないほど血ィ見てはるやんか 👩 」

子供「うん、さっき言うてたハイエナも吐血するんやけど 血ィとか調べていくうちに克服したっぽいで 👧 」

私「そっか、怪我の功名なんかなァ(?)頑張ったら私もアレとアレ、克服できるかなァ… 👩 」



というワケで今日のタイトル回収、Coulrophobia(ピエロ恐怖症) & Koumpounophobia(ボタン恐怖症) 何を隠そうアタクシなんですの。困った、参った。

私は好きなものが多くてチャラチャラのほほんと生きてますが 、高所恐怖症と深刻ではないものの閉所恐怖症、人形恐怖症、視線恐怖症、ヘソ恐怖症と恐いものもやたらあり難儀でヘタレな性格です。

怖いものも多く、弱点山盛りですぐパニックに陥るから件のサバイバルな状況になった場合すぐにコロッとやられると思う… 見た目はふてぶてしい猪豚みたいなオバハンなのに実はモヤシ一本くらいの弱々しさが私なのです。

特に苦手のツートップがピエロとボタン(服飾)、やっぱりどうしても駄目。

ピエロが苦手になったフェーズ1は3才ぐらいの頃、包丁を握った笑顔のドナルド・マクドナルド(原名:Ronald McDonald、マクドのマスコットキャラクター)に延々と追いかけられ 地元のニチイの中を泣きながら逃げ惑う悪夢を見たためです。途中でハンバーグラー(白黒囚人服のイタズラ小僧、罪状 ハンバーガー泥棒)もドナルドに加勢したのでこの子も苦手だな。

あくまで夢の話ですが。

オワーーーッ、39年経ってもアカーン 😵‍💫

てかドナルド インスタしててびっくり、グリマス(紫色のオバケみたいなん、マックシェイクのマスコット)もお元気そうで何より。お三方の屈託のない笑顔を見てると、きっといい人たちなんやろな とは思います。イヤキチばっかり言うてごめんね。

恐い怖いと言いつつも日記に画像貼ってるからまだ、一応 マシっちゃマシなんですよ。本当に駄目になってしまったキッカケ、フェーズ2(トドメ)は夏休みにうっかり見てしまった『IT/イット』(1994年8月、木曜洋画劇場にて) ヤメときゃいいのに怖いもん見たさでつい。当時14才、中二病真っ盛りの若気の至りです。テレ東のせいやー。

要はペニーワイズのせいで完全にピエロがあかんようになったワケです、でもWikipedia見ていたら 同じくピエロ恐怖症の人々が現れるようになったそうなので私だけやおまへんで!と言いたいのです。流石 ありとあらゆるトラウマを読者や観客に提供できる稀代のヒットメイカー スティーブン・キング!私は映画『スタンド・バイ・ミー』大好きオバサンだけど トラウマ代表格の「ヒルだー!」とデビー・ホーガンのパイ食いコンテストの壮絶な復讐劇のシーンはハッキシ言って おもしろオソロシイぜ!

それ(ペニーワイズ)のモデルが実在した
シリアルキラー
ってのが一番恐い…


でもピエロ恐怖症はまだ、言うてもマシかもしれません。大阪の日常においてなかなか遭遇しないからです、普通に " ピエロやったら、さっき千林商店街歩いとったで " とならないから有難いのですが 私が吐き気を催し脂汗が噴き出る重症レベルは服飾のボタン恐怖症なのでこっちの方が怖いかな。

服についている分は だったらイケるぜ! なんですけど(それでも本当は嫌ですよ、あれは服と同化してるよ と無理矢理自分を納得させているというか自己催眠かけている状態なので。そうしないと日常生活がままならないですし 🥺 )ネット上でボタンが散らばっている画像を見たり、単体が道端に落ちていたりするのを不意打ちで見ると嘔吐きます…

若かりし頃の嫁迫さんのお召し物のボタンが「デカッ!」という鉄板ネタがありますが CDぐらいの大きさのボタンだったらいくらお洋服についていると分かっていても卒倒しそう、ボタン恐怖症にはハードルが高いのです。

一人でユザワヤやABCクラフトには行けないし、家族に付き添いを頼んでもやっぱりボタン売り場には行けません。購入する服も自然とボタンのない服ばかり買い、子供の服のボタン付けやその他 補修・針仕事は家庭科5の細やかマン Tちゃんのお仕事です。

こればかりは原因がさっぱり分かりません、生理的にNGなのです。(ボタン製造メーカー様には申し訳ないのですが)物心ついたときには私が部屋に落ちているボタンを見て悲鳴を挙げたり大泣きしたりティッシュにくるんで勝手にゴミ箱にほかすので一度オカンにボタンを拾う特訓をさせられそうになり 吐く一歩手前になったので頭をどつかれたけど解放された 思い出があります。J子はん、あんさんは鬼か!


何だか書いているうちに気分が悪くなり食欲不振になってきたのでやっぱり苦手なんだな、と思い知らされました。恐怖度の十段階中、ピエロは8でボタンはMAXです。(他は平均7くらい)


一つだけよかったな、と思うことは子供の頃 オカンに「ボタンが怖いねん 🤮 」とどれだけ訴えてもボタン恐怖症を理解してもらえずシバかれて終劇(おしまい)だったので滅入っていました。でも私がテキトーについた嘘ではなく、世の中にはボタン恐怖症を含む様々な恐怖症があることが判明したので 密かに「あたし、ヤバない?」と悩んでいたことがちょっとは気が晴れたことです。色んな人が居る、だから地球はオモロイんやでってことで。




Yさん(女子、8才)「ボタン?ちっとも怖ないな〜。色んな色のボタンとか、貝で出来てるんとか かわいいやん。」

T氏(男性、40才)「ボタンなんか怖ないわ、k1mmyは不器用やからボタン留める苦手なだけやん、言い訳やろ。」


いいの、家族に理解されなくても。

スカイツリーのてっぺんで全身ボタンまみれの服着て日本人形抱えた、目がバッキバキのピエロに遭遇しない限りはk1mmyは弱いなりに強く生きます。











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