はじめに

イスラム教のラマダンの断食が続いています。断食は朝から日中までで、夕方から朝方までは食事が許されます。

特定技能在留資格の審査待ちをして長く待機期間を終えた2人のインドネシア青年が、明日早朝、シュアハウスを出発します。

お別れだと作ってもらい初めてバッソを食べてみましたので、ぜひご紹介したいと思いました。

　インドネシアの食文化は、その広大な群島と多様な民族からなる国の歴史の中でてきました。

　中でもバッソは、インドネシアの伝統料理の中でも、特に人気があり、日常生活の中で広く普及しています。

バッソの魅力を五つの側面から深掘りしてみましょう。


バッソ（Bakso）はインドネシアの伝統料理で、主に牛肉や鶏肉から作られる肉団子が特徴です。

この料理はインドネシア全土でとても人気があり、様々なバリエーションが存在します。

鶏ガラや牛骨で取ったスープに入れて提供され、中には麺や豆腐、野菜などが加えられることもあります。

さらに、タレやチリソースを加えて風味を調整することが一般的です。

インドネシアの屋台やレストランだけでなく、家庭料理としても楽しんでいます。

① 特徴

　バッソは、細かく挽いた牛肉または鶏肉を主原料とする肉団子で、その肉質のあっさりとしたジューシーさが特徴です。

　この肉団子スープには、緑豆麺（ビーフン）、米麺、またはうどんが加えられることが多く、豆腐、揚げた玉ねぎ、刻み野菜、卵など、様々なトッピングで楽しんでます。

② 地域性と歴史性と神話

　バッソの起源については諸説ありますが、多くの研究者は、この料理が中国の肉団子スープから影響を受けて、インドネシアに伝来したと考えています。

　中国の商人や移民がインドネシアに持ち込まれた料理が、地元の食材や味付けに合わせて変化し、独自のバッソとして発展しました。

　地域によって、独自のバリエーションを持つ場合があり、例えば、ジャワ島ではよりシンプルな味付けが好まれ、スマトラ島ではスパイシーなバージョンが人気です。

③ 作り方

　バッソの作り方は家庭や地域によって異なることがありますが、基本的な手順です。

　挽いた牛肉または鶏肉に、細かく切ったにんにく、塩、胡椒、タピオカスターチを混ぜ合わせます。

　混ぜ合わせた肉の混合物を丸めて肉団子を作ります。

　肉団子を絞った水でゆで、浮き上がってきたら取り出します。

　カレー、牛骨や鶏骨を使ってスープを用意し、肉団子を追加します。

　お好みで麺、野菜、その他のトッピングを書きます。

今日は鶏肉でした。

④食べ方

バッソは一般的にホットで提供され、辛いサンバル（チリソース）、ケチャップマニス（甘い醤油）、刻んだセロリや揚げた玉ねぎをトッピングして、パーソナライズすることができます。とても味わい深いし、今日のお別れのバッソは様々な味わいがこもっていました。

　長かった在留資格審査、待機期間の長さがあったからだと感慨深いものが伝わって来ました。

⑤ 人気度

　バッソはインドネシア全土で愛されており、屋台から高級レストランまで、幅広い場所で提供されています。

　簡単に手に入れることができる日常の食べ物から、特別な集まりのための豪華な料理まで、あらゆる場面。。。インドネシア国外でも、インドネシア料理を提供するレストランで人気のメニューの一つとなっています。

　バッソはそのシンプルさの中にも深い味わいと文化が息づいており、インドネシアを代表する伝統料理の一つとして、多くの人たちに親しまれ続けています。

インドネシアを身近に感じて頂けると嬉しいです。

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