ロコモティブシンドロームって知っていますか?

加齢に伴う筋力の低下や
関節や脊椎の病気、
骨粗しょう症などにより
運動器の機能が衰えて、
要介護や寝たきりになってしまったり、
そのリスクの高い状態を表す言葉です。

いきなりロコモティブシンドロームといわれても、他人ごとのように感じるかもしれません。

しかし長年、
問題のある体の使いかたをしてきた人は、アラフォーになったあたりからそのツケがまわってきてしまいます…。

はじめは、
なんとなく腰がダルい、
たまに膝が痛いといったように、
日常生活にはさほど支障を感じない程度の運動器(関節や筋肉)の問題が出ては引っ込みを繰り返すようになります。

ここで早期の対策を練らないと、
アラフィフになる頃には
ロコモティブシンドロームの前段階に至ってしまっているといった事態に陥ることも…。

とくに、筋肉量が少ない傾向にある女性は要注意。

また、
10代の頃から過激なダイエットを繰り返しているような人は、
骨粗しょう症のリスクも高まるため、
若年ロコモの最大予備軍といってもいいでしょう。

こういったことから、20代、30代からの対策がなにより大切になってきます。

ここで紹介するチェックを一度行ってみて、1カ所でも痛みや違和感を覚えるようであれば、若年ロコモのリスクが高いことが考えられます。

当てはまる項目がある人は、
ウォーキングやストレッチ、
筋トレを行うなど、
早めの対策を講じましょう。
押して痛ければ要注意です。

チェック1:股関節・恥骨

股関節周辺やそけい部(脚の付け根あたり)を押して痛い場合、縫工筋、大腿直筋の付着炎、股関節炎の危険が。

また、恥骨のあたりが痛い場合は、恥骨結合炎という障害の発生リスクが高いことも考えられます。

チェック2:膝の上、下

膝の皿の上と下の部分を押して痛い場合には、膝蓋靭帯炎、大腿四頭筋腱炎、膝蓋骨周囲炎、膝蓋軟骨軟化症といったトラブルが発生する可能性大。

将来的に、ヒザの痛みに悩まされるかもしれません。

チェック3:膝の内側

膝の内側(膝の皿の内側)を押して痛い場合には、内側側副靭帯、関節痛、鵞足(がそく)炎といった障害に見舞われる可能性が高いと考えられます。

これも、膝の上と下同様、膝の内側の痛みとして現れます。

チェック4:ふくらはぎ・アキレス腱

ふくらはぎを押して痛い場合は、ふくらはぎに位置する、腓腹筋という筋肉が硬くなっている証拠です。肉離れなどの危険も。

アキレス腱まわりを押して痛い場合は、アキレス腱炎、周囲炎が発生する可能性大です。

チェックしてみて
痛みがある場合には早期対応がおススメです。

https://lin.ee/iUDy3Cc

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