子供に欲しいものをすぐに与えた方が良いのか、それともあえて与えないという判断も、時に必要なのか。

僕が子供の頃、欲しいと思ったものをすぐに買ってもらえるという状況ではなかったです。

うちの子達はそうじゃないんですよね。

ちょっと何か、ほしいなあという話が出ると、すぐに買ってあげているような状態です。

まぁ、子どもが何かに、やる気を出した時には、鉄は熱いうちに打て、というわけで、それはそれで大事とも思うわけです。

また、これは、安くて良いものが溢れているという市場側の事情あるにはあると思うのですが、豊かな時代だなぁ、と思うと同時に、こんなにすぐ買えちゃうとあまり、物に対する愛着って起こり辛いのかな、なんてことも思ったりもします。

先週末、久しぶりに家族4人で越谷のレイクタウンに行ったんですけど、これ巨大なショッピングモールですね、何でもそろうといっていいと思います、その時に、もう帰ろうか、という段階になっても、次男が何にも買ってなかったんですね。

なので、せっかく来たんだから、何か買ってあげるよ、何か欲しいものないの?と聞いたのですが、ないって言うんですよ。

あえて言うなら、スマホに使うイヤホンが欲しかったらしいんですが、それもそんなに強く欲しいわけではないので大丈夫、と言って結局何も買わなかったんですね。

僕なんか小さい頃、家族で買い物に行くと何かしら欲しいものがあったんですけどねえ、よく覚えてるのは食玩とか、本ですね、そういったものも、欲しいという感じではないみたいなんですよね。

まあ本については、デジタル化がだいぶ進んでいるのと、ウェブコンテンツで充分な情報量を得られているという事情もあるかと思います。

僕なんかの頃は情報に飢えていたんだと思うんですね。

今は逆情報過多の時代で情報をどう取捨選択していくか、っていう試練を、子供の頃から強いられているような気がします。

情報もモノも、供給過多の時代なんですね。

これは親の力も試されていると感じます。

つまり、子供達に与えたい、モノや情報を、モノや情報の洪水をシャットアウトし、いかにビビッドな印象で子供達に与えることができるか。

自分達が子供の頃受けたようなワクワクする気持ちと共に、与えることができるか。

そのためには、ある程度親が子供に与える情報をコントロールする必要がある。

また欲しいといったものをあえてすぐに与えない、という判断も時に必要かなと思うわけであります。

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