70年代フォークの文化を伝承したい。

今回、発表いたしました「コロナ禍の空に」の参考曲としてフォークをいろいろと掘り下げましたところ、いろいろと考えさせられました。

特にやはり70年代フォークというのは、歌詞が社会を動かすようなパワーと芸術性をもっていたように感じます。

特に、フォーククルセダーズの曲の普遍性は、素晴らしいと感じます。

特にこの動画は、何べんも見ました。

コメント欄などを見ていると、高校生などにも刺さっているようなので、まだまだ、この先も歌い継がれていきそうです。

第三次フォーククルセダーズに坂崎幸之助さんが入られた。これがすごい画期的なことだったんですね。

上記の動画でも、いい笑顔をされていて、こっちまでうれしくなります。

フォークルの活躍はリアルタイムで知らないけど、アルフィーの活躍はリアルタイムで知っている我々40代にとっては、いわば坂崎幸之助さんが「ハブ(=仲介役)」となって、フォーク文化というのが伝承されているわけです。

それを引き継いだ我々世代が、さらに若い人に伝えていきたい。

加藤和彦さんから、坂崎幸之助さんに受け継がれたスリーフィンガー奏法の美しさを伝える人はいるのか?

すごく心配になります。

かくいう自分もスリーフィンガーができないのですが、

コロナ禍の空に」のコメント欄に、

「アコースティックギターのライブ感が良かった」

という意見をいただきました。

聴いた方のこういう体験をきっかけに、アコースティックギターの魅力に目覚め、さらに深堀りして70年代フォークに触れる一助になれるのなら、こんなにうれしいことはないです。

さらにフォークルの中心人物であった、加藤和彦さんの2009年の自死についても、今回改めて考えさせられました。

世の中が音楽を必要としなくなった、こんな時代から消えてしまいたくなった

というのですが、絶対に、こんな悲劇を繰り返してはいけない!

音楽が音楽らしくあり、加藤さんのような素晴らしい音楽家が笑顔でいられる世の中でなければならない。

今一度、自分が音楽、それも後進に伝承しなければならない音楽のために、できることをしっかりとやっていきたいと思います。

自分の音楽ルーツである、演歌、歌謡曲、フォークを、現代的に再構築して、新しい世代に引き継ぐような活動ができれば、こんなにうれしいことはないです。

ところでなんか、アフターコロナ、ウィズコロナって、時代の大転換期という感じで、しんどいですね。

自分の場合、自粛で内に向いていたエネルギーを、また外に向け直さなきゃいけないのかな・・・って、ちょっとこの作業が、憂鬱で。

このままこもって、音楽作ってたい気持ちも、結構あったりします。

なんて思っていたら、大友良英さんが、こんなツィートをされてまして。

ちょっとうれしい気持ちに。

実際、こんなに音楽的に充実した日々はほんと久しぶりでしたので、名残惜しいです。

斎藤徹さんがこの緊急事態宣言明けを「選択の時代」の始まりと言っておられたのが印象的で。

  こんな風にツイートをしたものですが、特に動きの活発なIT業界は、どうなるのやら。

きちんと見極め選択していきたいと思います。

関連記事


読んで頂いて、ありがとうございました よろしければ、いいねやオススメ、サポート等を頂けると、次の記事を書く励みになります! ぜひ、よろしくお願いいたします