「仕事に脂が乗っている状態」とは、どんな状態を指すのか?

これは、もう14年前にもなるのだけど、遠い場所に住む叔母ちゃんに、結婚式の招待をする際の電話口で、「おめでとう。お仕事も脂が乗ってるのよねぇ、きっと」というようなことを言われて、自問してみたら、全然、脂が乗っているという状態ではないなぁ、ときまりが悪かったことを、なぜかずっと覚えていて、事あるごとに、今の自分は、仕事に脂が乗っている状態なのだろうか?という問いを、繰り返してきたように思う。

で、今、ようやく、「仕事に脂が乗っている状態」だと。自信を持って言える状態になったぞと、思うわけであります。

PMという自分にピッタリな仕事、これ以上でもこれ以下でもない。

現世においてはもうこれでキマリ!なお仕事に出会えて、自分の力全力投球できているんだから、幸せだと思わないと罰が当たるよね。

ここまで来るのに非常に苦労したけど、こんないい歳になっちゃったけど、見つかって良かった、俺の仕事。

息子たちにはこういう状態をもう十年、いやもう十五年早く見つけてもらえるように、手助けするのが、親の役目だなと、心から思う。やっぱ、34歳くらいで、こういう状態だったら、すごい活き活きと仕事できると思うし、体力ももっともっとあるでしょう。

それは幸せなことだと思うよ。

仕事は何だっていい、本人が好きなことと、社会のニーズが合って、社会的に、意義深いものなら。

私もまだまだ楽しむし、息子たちも、せいぜい楽しみな!と言いたい。

この仕事に出会い、できるようになるのにこんなに月日がかかっちゃたんだけど、でもあっち行ったりこっち行ったりしながらこの境地にたどり着いたんだから、このタイミング以外なかったんだよな。

で、この「たどり着いた」という感じは、イメージとしては、ジメジメとした森の道をあっち行ったりこっち行ったり、さんざん迷った末に、明るい光が差し込み、ようやく森を抜けた場所にある、こじんまりとした草原、そこは自分のために用意された場所。

今はそこで、自分の時間を思う存分、味わっている。

森をあるいて、分岐点を自分なりに判断して道を選んだ末に、たどり着いた場所。

BGM曲は、THE ALFEEの「夢の終わりに…」が良いのではないだろうか。

まずイントロの鳥のさえずりの音が森っぽいし、歌詞にも、このノートの内容とリンクするところがある

知らぬ間に違う道歩いて
掴んだものが色褪せて見えた

THE ALFEE 「夢の終わりに」

河が流れるように
時は想い出を運んでゆくけど
大切なことはずっと
二人でいる事さ

THE ALFEE 「夢の終わりに」

夢の終わりに残るものは
一握りの愛と君の微笑みでいい

THE ALFEE 「夢の終わりに」

30年前夢中になって聴いたこの曲、この年になって、また違った解釈ができるとは…不思議なものである。

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