【その幸運は偶然ではないんです!もうキャリアプランはいらない】

【その幸運は偶然ではないんです!もうキャリアプランはいらない】J.D.クランボルツ,A.S.ラーヴィン;
最近一番読んで腑に落ちた本です。ミドルあるいはミドルアフターの就職・転職・キャリアデザインのキャリアコンサルタントをしているとまさに痛感いたします。
今のVUCA(ブーカ)時代、(Volatility(変動性・不安定さ)、Uncertainty(不確実性・不確定さ)、Complexity(複雑性)、Ambiguity(曖昧性・不明確さ)という4つのキーワードの頭文字から取った言葉で、現代の経営環境や個人のキャリアを取り巻く状況を表現するキーワードとして使われています。に生き抜くには クランボルツ氏の考え方が腑に落ちます。
2000年代以降、世界経済は急速にグローバル化が進み、市場は急激な変化を遂げています。たとえば個人のレベルでは、もはや終身雇用制度は崩壊に向かっており、それまで安泰といわれていた大企業の倒産も目立つようになっています。また、IT技術の進歩に伴うイノベーションの加速によってあらゆる市場で既存ビジネスモデルの崩壊・再構築が始まり、ビジネス界の新陳代謝はどんどん激しくなる一方です。
要は 会社は個人の面倒はみない そうキャリアオーナーシップ(自分の生き方は自分で責任を持つ)の考え方でキャリアを考えた場合まさしくクランボルツ博士が提唱するキャリア理論「プランドハプンスタンス論:偶然を活用してチャンスをつかむ」がベースだと思います!
“キャリアは、偶然の出来事、予期せぬ出来事に対し、最善を尽くし対応することを積み重ねることで形成される”という、この理論に基づき、ごく普通の人たちの転機における行動を分析、研究し、どのように人生に変化をもたらしたか、数々のエピソードと共に記しています。
確かに、自分を取り巻く社会やビジネスの環境が変化するだけでなく、どんな人に出会い、どんな経験をするか、或いは年齢を重ね、ライフステージの変化によっても、”自分が何に満足するか。それ自体も変化し続ける”、と考える方がずっと自然で現実的だと思います。
・想定外の失望を利用する
・環境も自分自身も変化し続けるもの オープンマインドでいること
・フラストレーションをチャンスに変える
・自分に合わせて仕事を工夫するetc
直訳すると「計画された偶発性」となりますが、想定外の出来事をキャリアチャンスに変えるために、大きく5つのキーファクターを磨くことが大事だと言われています。
好奇心:たえず新しい学習の機会を模索し続けること
持続性:失敗に屈せず、努力し続けること
楽観性:新しい機会は必ず実現する、可能になるとポジティブに考えること
柔軟性:こだわりを捨て、信念、概念、態度、行動を変えること
冒険心:結果が不確実でも、リスクを取って行動を起こすこと
さあ 新しい 機会を生かしてキャリアそして人生を楽しましょう♪
かんながらありがとうございます!

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