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旅のラジオを聴きながら⑧

ルーティンができつつある今日。
 
 変わらず5:30に起き、少しダラダラして5:45にシャワー。またまたゆっくりして6:30から昼食作り。同時にインスタントコーヒーを飲むのだが、ドイツのJACOBSという種類のものを飲んでいる。日本のものと違ってコーヒーらしい味わいと優しい苦味で朝にはもってこいだ。
そうこうしてると7:45分くらいになるので出発。いつもの電車で学校へ。今日はひとつ先の駅で降りてみた。わたる信号が一個で済むので便利なのに気づいたからだ。

 実はこの学校の授業は木金は別の先生だ。どんな先生かなと思っているととても優しく、授業中には動きながら説明をしてくれる先生だっだ。そして、日本のことも詳しかっだ。あっという間の4時間でとても楽しい授業だった。

 さてさて、今日は自分のドイツ滞在で最も楽しみにしていた日だ。デュッセルドルフに拠点を置くフォルトナデュッセルドルフのスタジアムでスポーツ課の方のお話を聞けるのだ。

 学校を終えてからいつものD-Dreieck駅で集合してスタジアムへ。着いて駅を降りてびっくり。本当に目の前にスタジアムがある。改札がないからこそ、本当に数十歩で入ることができる。スタジアムを、 みて驚いたのはそれだけではない。スタジアムにビルのような部分があり、そこで働いている人がいるのだ。スポーツ関連の職についている人だろうか、スタジアムで働き、その場が盛り上がる。なんていい環境なんだろうか。モチベーションも上がるだろう。

 スポーツ課の方のお話はそんなスタジアムの一角にある会議室だった。日本では到底考えつかないようなスポーツ政策に終始感激していたように思う。

 お話を聞いた後、なぜかみんなが後ろを向いていた。何でだろうと思って振り返ると、なんとスタンドへとつながっているではないか。スタジアムがひとつの役割だけではないということを感じると同時に、すべてがつながってスタジアム、地域を盛り上げようというのを建物が示しているようだった。スタンドはカラフルな座席が並んでおり、国立競技場と同じく、人がいるように見える仕掛けだ。サッカー専用のスタジアムであるので、ピッチ一面を囲うように、そしてそり立つようにスタンドがあり、ここで聞く応援や歓声は想像もつかない熱量だろう。しかし、そんな雰囲気を感じながらも、どこか、えも言われない感情が込み上げてきていた。

 スタジアムを後にし、次に向かったのは体育館だ。U21のデュッセルドルフの選手たちが練習するヒッチを横目に向かった。世界選手権も開くことができるらしいこの場所は、子供がさまざまなスポーツを体験するメッセ会場にもなっており、市民にも開かれた場所らしい。その隣の芝生は日本人コミュニティがソフトボール大会を開く場所らしい。ドイツのスポーツ環境の違いを体感しつつ、日本が総合型地域スポーツクラブのモデルとして選んだ理由をなんとなく感じることができた。

 見学を終え、その後はaltstadtにあるファンショップへ。自分はトランプを買ったのみだが、友人はユニフォームなど大きな買い物をしていた。買い物を終えたら、近くのfritten werkで夕食。胃がもたれまくれるポテトをたべ。眠くなりながら、寄り道をして13€の給湯器を買って家に帰った。その後はすぐに寝てしまったが、一日な非常に充実していた。また明日も元気でいこう。

3月10日ドイツ時間14:20
ドルトムントへ向かう電車の中にて

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