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身体能力低い子が海外ビッグクラブのセレクションに挑戦した話…

サッカー始めたばかりの頃から、悔しい思いを沢山経験し、そこから馬鹿にしてきたヤツを見返そう!でも、サッカーって楽しいー♪と思った息子は、外でも家の中でも練習しボールに触れ、肌身離さない生活をし続けていました。

そして、技術プラス頭を使うトレーニングをしてくれる指導者、チームに出会い、ますますサッカーにのめり込んでいきました。

そして、不器用ですが少しずつ上達していった息子。


ある日、サッカー好きなら誰でも知ってるある海外のビッグチームのセレクションが行われることを知りました。

このセレクションに合格すれば、海外遠征に参加し現地で本場のトレーニングを受けることができるというプランで、そこのチームには憧れの選手がいたため、何事も経験!受かればラッキーという感覚で人生初めてのセレクションに参加しました。
そして、落ちても審査員の講評をもらえると言うことで力試しで参加したんです。

当時、息子は3年生。

スピードも無いし、遅い。
派手なドリブル突破もできないし、ガツガツもしてない。

さぁ…何ができるかな?

選考会場に着き、あることに気付いたんです。

なんか、強烈なのがいるなー!って…

…うん…?あれって…

なんと!
1番最初に入ったスクールにいた
息子のことを、下手くそだのこいつカスだの色々馬鹿にしていた子がいるではありませんか!!

こんなところで、なんでいるんだ?!という驚き…

市外なのに…

そういえば、ドリブル特化スクールで最後見かけた時、ここのチームの選手(息子の憧れ選手とは違う)のユニフォーム着てたな…

でもこんな事ってある?笑

息子も気付いたみたいで、様子を見てみると…


止める、蹴るをしっかり練習してきた息子

その子にパス出す時だけ、めちゃくちゃ強いパスをわざとに出してました…笑

でも、きちんと正確な。

案の定相手はトラップミス…

向こうも負けじと強いパスを出してきます。

でも息子、トラップ練習と、普段から6年生の強いパスを受けてるので難なく納めたい場所にトラップ!

心の中で、よし!とガッツポーズ!笑

そんなやりとりが行われて、トレーニングは続いて行きました。 

難しいトレーニングでしたが、頭を使うチームのトレーニングで慣れてるおかげでそれも簡単にこなす息子。

最後はゲーム!



まぁ、ゲームになるとやはり目立たない…
どうしてもガツガツ、ドリブル突破する子などが目立ちます。

うん…私たちは、普段の息子の力を知ってるからこんなものかと思うけど…

審査員は、このゲームでの目立たなさを見てあまり評価されないのではないか…と思っていました。

受かって、息子の自信になればなぁ…と思っていたけど、失敗だったかな?もしくは、余計に自信を無くしたらどうしよう…と内心感じながら会場を後にしました。

まぁ、本人はすごく楽しかったようで!
知らない子たちと、楽しくサッカーできて良かったなぁ…と思いながら、お腹が空いたという息子のために、途中コンビニに寄りました。

すると…

なんと、いたんです…

あの家族が…

会いたくもないのに、本当腐れ縁だなぁ…😅


さぁ、選考結果は合格者のみメールが来るんだったかな?

来ないだろうなぁ…

いつ来るかもわからない

日々慌ただしく、セレクションの存在すら忘れていました。

続く…

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